おはようございます。

 

お問い合わせの多い「ボディ下のフロアの錆止め塗装処理」

お客様としては「施工をすれば クルマの寿命はUPする」と思われがちですが

確かに 新車に施工する分には「厚塗り」をして錆を防ぐ方法はプラスでしょう

ですが

例えばですね

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↑この様に すでに「錆びてしまっている」車両はどうする??

画像の様に複雑に組み込まれたパーツ これを どう錆取りしますか?? 一点一点部品を外して処理すればできるでしょう

が 車体にパーツが付いている状態では 不可能に近いのです。

例えば 上の画像から予測して パーツを外すとしたら

・エンジンサブメンバー取り外し

・ミッションマウント取り外し

・プロペラシャフト取り外し

と・・・ かなりの重整備  それに エンジンマウントやミッションマウントも外したついでに交換しません?? って 幾らかかるの?? って なりますよね??

そうこうしていくと 50万円なんてくだらなくなってきます。

そう考えると 錆びているクルマに防腐処理をするには かなり難しい作業になります

で・・・

で・・・

我が社で研究しているのが

「錆の上に錆止め処理をするとどの位 錆止め持続するのか」

で 昨晩

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10月から放置の良い感じで錆びてきている ディスク板に

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↑マスキングを施し

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↑日付けも書いて

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↑わざと錆の上に 錆止めクリヤ塗装を施工

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↑艶のある茶色部分が 昨日塗装した部分

これで 錆が進行しないのであれば 一時期だけにしても「錆は止められている」ということになる。

 

本当であれば「もう完璧です錆びません」って言いたい所ですが・・・

錆たものに対して 錆部を完全除去しない限り「完璧」はありません

錆というものはそんな簡単なものではありません

だからこそ 何十年と クルマ好きな人々は「錆」と戦ってきているのです

お客様から 許可が出たので

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これより お伝えしていこうかと思います。