おはようございます。

昨日の夕方 重い雲が地面に落ちて来そうな空で・・

現在工事している 第三京浜港北IC付近の道路事情も来月あたり大きく変わりそうな感じ、、、新しいコトがはじまるワクワク感しかありません!!流れが大きく変わるかなぁ~~

工事部長のそうにゃんはピカピカに塗られたブレーキキャリパーの上で今日も元気ですよ。。

 

ということで 今日も行ってみましょう。。。

治せば直す程・・・調子が悪くなっていく いすゞピアッツァのエンジン不調・・

昨日・・ 外はこんなに天気が良いのに 調子今一つのピアッツァ・・・

今までの経緯は

室内配線修理する

↓今までより明確に不具合時が出る

エンジンスロットルボディセンサー部清掃

↓さらに具合悪くなる・・・

エアフロの配線修理

↓完全に三気筒 時折四気筒の症状になり とても乗れる状況でなくなる

プラグコード コイル~デスビ間の接続部 腐食 清掃

↓一時期的に良くなるも 今一つ・・・

プラグコード点検していくと 3番の火の飛びが今一つな事が多い

と・・・ お客様にここまでの経緯をメールにて報告

 

こうしてみていくと

プラグコードが具合が良くない感じ・・・

と いうことは 「最初からプラグコードを交換すればそれで済んだ話??」

答えは「ノー」

入庫時には プラグコードの不良は見られずに それ以外の部分の不具合の方が大きくエンジンの不調に影響していた様子・・

そして一つ直せば 一つ具合が悪くなり・・・ (先日のVOLVOと同じですね)

これを 仮に「プラグコードだ」と コードを交換したら 一時は直るかもしれない

が・・・ 

そのコードに流れる電気が安定せず コードの痛みが早い→エンジン不調→コード交換→不調 を繰り返す可能性も・・・

と いうことで この手の 原因不明な修理は 一つ一つだが クルマ全体を ソフトに見ていかないと ならない と私は考える。。。

だから 昨日みて驚いた

↑コイル~デスビ間のケーブルを外すと

↑「わぉ!!ROCK SHOW!(ロックショー(緑青)」

なんで ここを最初に私は見なかったのか??

 

お客様は入庫時「今までの修理内容はここにファイルされてますので」と 過去の修理状況がわかる資料を頂いていて

ここの部分は 先日他工場でプラグを交換 付随品は点検・清掃されていたはずなので 私も簡単にしか見ておりませんでした。。。 そこを信じた私が・・・いけない

が・・・

これでいいのです。。

これで このコードが一番初めに交換したら その時は直ります。

人間のカラダで例えましょう

心臓の動きがイマイチ・・・

それが原因で 血圧が低くなっており 末端の血管も詰まり気味・・・

心臓の動きを正常にすれば 自然と血圧が高くなる

末端の血管になんとなく血が流れ初め動くも・・・近いうちに不具合は出るであろうも 血液がバンバン流れるから とりあえずは健康になるも・・・

という感じ

今回の配線修理は 末端の細かい部分 

その細かい部分を直していくと 健康になりつつも 今一つ・・・  そこを一つずつで ここまできた

ので

末端をある程度直して 最後に心臓に近い所まできたかな??

今回の修理の流れは 悪いものだと私は思わない 逆に 今までの修理履歴を見てきて  ここ数年トラブルを抱えて修理をしてきて また不具合という修理をしていた悪い部分が かなり直って来たのでは?? と思う。。。

この手の修理は 諦めたら終わり 見えない電気を追えば 必ず答えは何処かに出ている・・・はず・・・(なんてカッコイイこと書いてありますが 現実は 直せなければお金は頂けない) 原因のわからない故障 部品だって製造しているかはわからない・・・まさに瞑想入りですわ・・・ 賢い工場経営者はこういう綱渡り的な仕事は受けないでしょう

が・・・

お客様から最初に言われた・・・

「点検してもらって 直ろうが 直らなろうが 工賃はきちんと払いますので お願いします」

と・・・

そこまで覚悟を決めて乗ろうとしているお客様のクルマ 

こちらも覚悟を決めてみてあげたいじゃないですか?直してあげたいじゃないですか? ここ数年このクルマが抱えている持病を・・・

そういえゃ このクルマ

ここからのスタートじゃないですかね!!

 

いやいや 頑張ってきまして ここまできました

 

そして 午前中 ピアッツァの重鎮が 「テスト用にパーツを持ち込むからそれを使ってテストしてみぃ それで解決すれば部品交換すれば良い」と・・・パーツを持ってきてくれます  本当にありがたい・・ お客様に助けられ 感謝しかありません。

 

昨日「プロフェッショナル仕事の流儀」で カニ漁船のプロフェッショナルの一言・・

「自分からプロフェッショナルっていうの ホンモノのプロフェッショナルとはいえない  周りから認められて はじめてプロフェッショナルってもんだよ・・」

って・・・

わたしなんて このブログによく書いてますもんね

「プロフェッショナルっぽい!!」って・・・

まさに この修理も成功すれば かなりのプロフェッショナルだね!!なんて思うも・・・ そんなに甘くないんだよね この手の修理・・・

はたして どうなることやら・・・ 早くプロフェッショナルになりたいなぁ~~

「はい!私がプロフェッショナルですってね ふふふ・・・」

では・・・