社長のつぶやき

と　いうことで　

本日は　「四輪アライメントを希望」とのお客さまがご来店

お客さま最初の電話では　「四輪アライメントなんですが」とのお問い合わせで

わたし「え～　調整箇所にもよりますが￥30.000-位ですかね～」

と　

スバルのクルマと聞いていたので　てっきり「レガシー」としか思っておらず・・・

ご来店のクルマは「スバルサンバーTV2　　Dias　」

まずは　お客さまに今までの経緯をお伺い

お客さまM様「最近購入しまして乗ってるのですが　高速走行時など　安定感がない　それにハンドルのセンターもおかしい　少し右にハンドルを切らないと走らない感じがする」

とのこと。。。

早速に　お客さまに助手席に乗ってもらい　試乗に。。

Mさま「高速でハンドルを右に切らないとまっすぐ走らないんです　気持ちが悪いというか危ないんです」

わたし「うむ～　確かにそんな感じな走りですが　これ微妙ですね」

「もしかしたら　フロントのｱﾗｲﾒﾝﾄではなく　ﾘﾔからきているｱﾗｲﾒﾝﾄのズレかもしれませんね」

「リヤとなったら　調整はできませんので　厄介ですね・・・」

Mさま「まぁ　このままでは気持ち悪いので　ｱﾗｲﾒﾝﾄ測定を」

ということで　リフトに入れて　ｱﾗｲﾒﾝﾄ開始！

ｱﾗｲﾒﾝﾄの　ｺﾞｯﾄﾊﾝﾄﾞが作業しますから　機器設置から測定までは20分足らずでｾｯﾄOK　これ　普通であれば一時間位掛かるﾒｶも多い。

そして　お客さまに　データを報告　

ここで　ブログでは　図解とかで　細かく　「ここがこーで　あーで」とお伝えしたいのですが　ちょっとバタバタなので省略　　もちろんお客さまには　説明させて頂き　　リヤにあわせてフロントを調整　することで　作業を進めることに。

最初の試乗時に「気持ちが悪い乗り味は　リヤのトゥのズレからきているものだったんですね（データ的には）

実際に現車を前にお客さまとお話をし　「ﾘﾔは調整が無くてですねぇ～」なんて話してると　お客さまが「オイル漏れって　このクルマ大丈夫ですか？？」と

　リヤエンジンのエンジン廻りを確認していると

な・・な・・なんと！

スバルサンバー　リヤのトゥ調整するところがある！！

わたし「　ごめんなさい！リヤのｱﾗｲﾒﾝﾄ調整できます　わたし嘘をついてしまいました」

Mさま「では　後ろも具合よくなるんですねｱﾗｲﾒﾝﾄ」

わたし「狂い幅が大きいのでどこまで戻るかはわかりませんが　やってみましょう」

ということで　四輪調整に成功　データもばっちり出ました

フロントも無事に調整が終わり　

その後　お客さまにも試乗頂き　無事に納車になった一台です。

本当は　もっと　細かく説明しつつ　書きたいのですが・・・　それはまた今度　

クルマの車種は問わず　タイヤが付いている乗り物には　ｱﾗｲﾒﾝﾄって必要なんですよね。今回の様な　バンタイプのクルマのｱﾗｲﾒﾝﾄが狂うと非常に乗りにくくなると思います。それを　作業する私共は「バンだからこんなもんだよ」ではなく　「バンだからこそ」と　作業しないといけませんね。

ちなみに　この作業で測定・調整代金￥25.000-弱となります　　その内容は・試乗・お客様の不安箇所をお聞きし測定・測定ﾃﾞｰﾀを元にご説明・そのﾃﾞｰﾀを元にどの様にするかをお打ち合わせ・測定途中の車両をお客様にもご確認・調整・その他オイル漏れ部分の簡単清掃で今後様子見・ﾎﾞﾃﾞｨ下回りの確認・今後足回りに関する交換ｱﾄﾞﾊﾞｲｽと現状確認・調整後の試乗・お客様にに乗って頂き　確認　・お引渡し納車　の内容です。

・お預かり・測定・終了　と違うのです。　

キャンバーとは？キャスターとは？トゥとは？　知っていて調整しているメカの人って　多くないのが現実・・・（良く調整できてるな　と思うが　これホントの話ですよ）　基本データがあるので　それに合わなければNGと言ってしまえばそれで済むし　調整できる時には　その範囲内にあわせればそれでいいし。と　簡単に済ませてしまえば　「それまで」での　ｱﾗｲﾒﾝﾄ　。お客様の痛みを聞いて施工するのが　私共の仕事です　それが当社のｱﾗｲﾒﾝﾄなのです。。

ということで本日はこんなところで。。。