先日 お客様から一本の電話

「カー用品店でマフラーにヒビ(クラック)が入っているから溶接したほうが良いといわれた」 と 新規お客様からのお問い合わせ。

わたし「マフラー修理は見てみないとなんともいえません」

お客様H様「マフラー自体ではなく マフラーの補強ブラケットの取り付け部分だから」

わたし「では 一度拝見させてください」

Hさま「了解!では行きます」

と翌日 

H様「ちょっと見て」

わたし「はい では 」

と下からマフラーを覗きこむと

わたし「あっ 本当だ これゃブラケットだけで大丈夫そうですね」

H様「今日はそんなではないけど ガタガタ乗っていて音がうるさい」

わたし「ではエンジンを始動してみましょう」

と エンジンを始動してみたが 排気漏れもなく ブラケットのみの溶接で大丈夫と判断

 

ご予約を頂き 後日入庫

 

で 入庫日になり お客様がご来店

わたし「では クルマを動かさせて頂きます」

と お客様のクルマに乗り込みエンジンを掛けると

「ボボボボボ・・・・・」

先日にない 排気漏れが・・・

わたし「う・・・マフラー接合部から排気漏れがしております・・・」

Hさま「はぁ・・」

わたし「では とりあえず確認し ご連絡 最悪マフラー交換になってしまうかもしれませんよ」

と いうことで そのあたりの修理についてご理解いただき お預かり

 

で 

外しました

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↑わかりにくいですね

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↑汚くてスミマセン ココの部分です

 

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↑ここの部分です

訂正分↓ こうすれば分かりやすいですね。。

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↑経年劣化か? でも このマフラーの構造上割れてもおかしくないヒビである

でも ここにヒビが入るということは マフラー全体もそれなりに痛んでいるはず・・

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だから わかりにくいですね

ってことで 

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↑小学生以下レベルなこの 説明・・・すみません 画像処理苦手なもので・・・  何方か こうして画像に文字や矢印をきれいに簡単に書き込めるソフトあったら教えてください。。

↑う・・・

出た・・・

マフラーを知っている人ならば もうお分かりでしょう

マフラーの大敵は「錆」 マフラー破損の多くは錆て穴が開くのが多い

 そんな 錆びたマフラーの多くは 鉄板が錆びて薄板になってしまっていて 溶接すると穴だらけになって終わり・・・

「修理します」って預かって「やっぱダメでした」は悲しい

が・・・

無理して修理して その後 すぐにまたダメになっては・・・・

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↑不都合部以外は何とか持ちそうなので とりあえず溶接してみた

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↑制限があるものの・・・ 鉄板は持ってくれた

 

この後 錆びとめ処理 そしてマフラーパテで仕上げ 

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↑このテールエンドは ボディから飛び出してしまうので

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↑カットしました。

ストレートカットにしたので 見た目もおとなしくなり ミラジーノに合う感じ。。

 

で 完成後 写真を撮って納車~ と思ったのですが・・・ 肝心な その後の写真を撮っておりません すみません。。

完成後 お車を引き取りに来たお客様にはお喜び頂き 納車となりました。

 

今回 「もしかしたらマフラー交換になる可能性ありますよ」と いう忠告にもご理解頂いた上の作業でして  お電話等のお問い合わせ時点では 修理できるか?できないか?は わかりませんので  そのあたり 修理の際にはご理解・覚悟の上お問い合わせください。 今回は ご理解あるお客様でしたので この様に気持ちよく作業させていただきました。

(昨日納車させて頂き レポートまで書かせていただいておりますが 不備等ございましたら何なりとお伝えください)

続く・・・

 

さて

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オーナー様だけ 見て ニヤニヤしてください。。

 

こちらも また 改めてお送りしますね。。