「秋元康氏 新たに舞台劇団を立ち上げる」

と エイベックスの松浦氏とのタッグを組んで 新しいことを始める なんて ニュースで言ってましたが・・・

そうですか~ 楽しみですね~

なんでもそうですが アイデアですね  私も 頑張らないといけませぬ・・・

 

 

 

 

では 本題に入りましょう

 

塗装面が 白く膜が張った様になり 気が付けば色がパリパリとはがれてくる

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まだ これは良い方ですね。。

ですが 酷くなる前に・・・

と 今回 この状況で入庫いただいたのは正解

この先 剥がれていく一方ですので そんなに「緊急」を要しませんが 早いに越したことありません

 

で いきなり作業途中の画像

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↑サンダーという研磨機で削ります・・

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いつものごとく「剥離剤は 使いません」 私は嫌いなのです「剥離剤」」(この理由は後ほど)

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↑今回はダブルアクションサンダーという研磨機を使い研磨していきます

塗装面に対し 均等に研磨していかないと凸凹になりますので ここは無理せず慎重に作業を進めます。

この研磨に用いるペーパーといわれる 石が付いた研磨用紙なのですが それには 粗削り用#60~#120という番手から始まり #180~#400 と中間の番手 #400~#800塗装面の面調整番手 #800~#2000の最終仕上げと・・・その組み合わせは様々・・・

#60~#2000までの研磨用紙(ペーパー) どれを使うかは その作業する人の 考え方による

「研磨はなぁ~粗いペーパーでザクッ!っと削ってな 仕上げれば時間短縮」

「細かい番手で 塗装面の様子を伺いながら進める」

と・・・ その作業進行はさまざま

だからといい 「細かい番手で作業すれば丁寧に仕上がるのか?」といえばそうではない

「細かい番手で長い時間 鉄板に研磨熱を持たせれば 鉄板(このボンネットの場合アルミだが)は熱を持ち 限界を超えると「歪」を生じてくる。。

そんな研磨作業

ならば

「当社では 塗装を剥離剤を使い完全に色を除去してから塗装するで!」という 職人さんも

我が社では 今回 このクルマのボンネットは「剥離」ではなく「研磨」でいきます

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研磨ペーパーは#120で表面の4割を削り#180で7割まで進める その後#240で8.5割 その後#400~#600で仕上げる方法で進めました。

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ここで 削る層の確認をしながらですね・・・進めます

 

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削られたクリヤ層

この時点で ボンネット塗装面は荒れておりません。

 

こうして 削られた 塗装面を確認しながら この先をどうする??かを考えながら進めます。

 

続く・・・