おはようございます

私はお風呂でよく見る動画・・・

最近は 空前の猫ブームだそうで 猫の動画も非常に多い

飼いネコ ・野良猫の保護して新しい親を探す活動をしてる人・ 野良猫を捕獲して去勢手術をしてまた野生に戻すTNR活動・地域猫・・ 等々・・・

同じ猫でも この寒い中 ヌクヌクで過ごす猫も居れば寒い外で ノミやダニにまみれて寒さに耐えながらえながら生きるネコもいる・・・ まさに人生 ならぬ 猫生もさまざま

そんないろいろな動画の中

野良猫を保護して 家猫になるまで の記録を動画にしている人も沢山いる

最初は ゲージという網の中で 家猫になるトレーニングをするも 元々が自由気ままな猫だっただけに ゲージの中で大暴れ・・・ それが 一週間・・一ケ月・・半年・・と 少しずつ人に心を開く・・ もちろんそうでない猫も居る・・・ そして 最後には 人に心を許し 手で触れる事も出来なかった 性格の荒い猫がかわいい家猫となる・・

猫にもさまざまな猫生 人にもさまざまな人生  

共に生きようではないか って 思う。。。

なぜか 私は 人に好かれようとする・・だから そういう視点でものを見る・・・

会社をやっていると 仕事をするには 社員さんは何を考えてるのか? 働き甲斐のある会社って お給料が高ければいいのか? お給料より人間関係なのか? 志を高く持って仕事をするにはどうするべきか? とか・・・ 考えません??経営者の方々??

お給料だけが高いだけじゃ 幸せになれませんよね? 愛する家族や愛する人がいる とか 好きな趣味がある とか・・ なにか グッっとくる 胸がキュンキュンしたものがないと そもそも 生きていても面白くなくないですか??

昔ありましたよね 「三畳一間の生活だけど 好きなこの人と一緒だから幸せ」 なんて 言葉・・・ (「そんなの幸せじゃない」と バサッっと切り捨てた ドラ息子が昔いましたが・・・ウチからバイク借りたまま来なくなって十数年 その人・・・)

それも ひとそれぞれの幸せかと思うのですが・・・

自然の厳しさの中生活をしている 野良猫生活が幸せなのか? それは 野良猫生活しか知らない 捕獲されゲージという狭いおりにいれられる生活なんて・・野良猫が自由気ままで良い という夏の涼しさ冬の暖かさをと美味しいご飯やチュールの幸せを知らない猫だから そう思うのか??

それを正せば 人間も その昔は 自由きままか・・・

法律ができて 規律正しく生きる それに反すると バツが下される・・・

その中で幸せをみつけて 生きる  これが人生か・・・

そうして いろいろ考えると 幸せなんて ひとそれぞれのものさしで 違う・・・

自分が幸せであればそれで良いのか??

でも 会社の経営は そんな自分勝手ではいきませんよね・・・

社員さんの幸せを約束するのも 社長の仕事・・・

って 考えると

長い間 野良猫生活をしてきた猫の その命懸けの猫生を賭けた生き方をしてきた猫が 人に馴染めないなんて 当たり前ですよね・・・  

でも

人間も猫も ヤサグレて生きるのではなく素直になったもん勝ちか!!

なんて 猫の動画を見て思う。。。

と いうことで 自分の為に お客様の為に・・・ どうしたら良いのか・・・ と・・・ 

年始の挨拶をする 各社代表の方々は やはり社員さんとのコミュニケーションに皆さん悩んでおられるし そんな話を 話すだけ話して ストレス発散して帰る社長も多い・・・ すると 私の頭の中も自然とそうなる・・・ ということで 今日は 猫と人間を・・・

今年も 妄想トリップの ブログで発進します。。。

(あっ!ちなみに 私は 犬派 だったのですが・・・ 最近は 猫もかわいい と・・・ ね なんでも敷居を広くもたないといけませんよね)

 

 

さて

ピアッツァです

まず お客様に お詫びを

お時間かかりまして 大変申し訳ございません

これにはいろいろ理由がありまして・・・

で 作業を開始します

令和3年12月28日の夜 修理 着手です

ガソリンタンクを降ろします

 

このクルマのここまでの経緯・・・

2016年の11月頃??

こちらのクルマ 長期乗らずに置いておいたら 車検が切れ・・・エンジンが始動せずに・・・と レッカー引き取りにてお預かり

そこから ガソリンタンクを降ろし 点検すると ガソリンタンクの中が錆々で・・・ タンクを清掃し タンク内部をコーティングをしなくてはいけない修理

お客様にそれを報告

するとお客様Iさま「ガソリンタンクのコーティングはしないでください コーティング剤が剥がれると面倒な事になるので」

と・・・

わたし「でも コーティングしないとまた錆ますよ」

Iさま「それよりも コーティングが剥がれる事例があったりしたのを知ってるし それが嫌だから コーティングだけは避けてくれ」

ということで・・・

本来なら 外注さんにお願いする タンク内部の錆び取コーティングですが それもできず・・・ できる限りの錆落とし そして 車検取得して お客様へ納車 これが2017年の夏前ごろだったっけな・・

納車して一時間後位・・ お客様Iさまより電話が

「ピアッツァですが 走らなくなった」

と連絡が入る・・・ レッカーで引き上げに行き わずか数時間で また戻ってきた

原因は「ガソリンタンク内の 取りきれていない 錆びの粉がガソリンタンクに落ちて 錆粉をポンプが吸い込み ガソリンを吸い上げる事ができなくなった」様だ・・・

わたし「やはり きちんとコーティングしないとダメそうです」

Iさま「コーティングは避けたい」

わたし「じゃ~どうやって??」

Iさま「ガソリンタンク を割って タンク内を清掃して タンクを溶接してくれ」

わたし「え・・・ そんな事 ウチできません」

Iさま「頼みます」

わたし「いや コーティングしません??」

Iさま「剥がれたら 責任とってもらえます??」

わたし「それを言われては・・・」

Iさま「じゃ~~錆取り清掃でおねがいします」

わたし「あ・・ はい できる限り 頑張ってみます」

と いうことで・・・

そう お分かりになられる人なら

「ガソリンタンクを切断して・・」 なんて 作業 普通はしません

そんな仕事やるのは いやできるのは 気合いの入った方々ばかり・・

Iさま「ひとつお願いします」

わたし「ひとつって なんですか??」

と・・・ お預かり

ガソリンタンクを降ろして タンクを切断して・・ 

と その道のりは 長くなるから 作業は リフトが空いている時 集中して作業ができる時

を見計らうも そんな時間 なかなかありません

もちろんIさまも そんな事情は理解して頂いているお客様

一年に一度「ご挨拶に」と ご来店頂けるIさまに

わたし「申し訳ございません もう少しお待ちください」

Iさま「いいんです 無理をお願いしているのはこっちですから」

わたし「本当 どこか できる工場さんあったら そちらに運んでいただいても結構ですけど」

Iさま「お宅しかないのです」

わたし「では 申し訳ございませんがお時間をください」

と 一年が経過 二年が経過・・

そして 昨年末 修理イメージも浮かばせて いざ作業に 入ったのです

降ろされた ガソリンタンク

内部を点検すると 錆びはすごい・・・ が そんなに重症ではない

タンクを切り取って 錆を取ってまた溶接するも・・・ 錆びはそこからまた広がる・・・

と 考えると タンクを割って錆を落とす方法も完璧とはいえない・・・

年末にどうするべきか・・・ タンクを前に考える・・・

タンク内部からは こんな 錆び色の燃料しか抜けてこない・・・

そしてIさまが 年末の挨拶に来店

わたし「Iさま タンクを降ろして内部を確認したところ 切らずにいってみようと思いますが・・・」

Iさま「で どうやります??」

わたし「薬で 錆を落とそうかと考えます」

Iさま「いいです お任せします 羽鳥さんが進めるならコーティングしてもいいです」

わたし「はい・・・」

と その言葉の裏には「万が一コーティングが剥がれた時には 羽鳥さんの皮膚も剥がしますからね 私・・・」と 怖いのと痛いプレッシャーが覆いかぶさる

わたし「コーティングは避けたいと思います とにかく 出来る限りを尽くします」

Iさま「お願いします 正直 数年前に タンクをやって頂き納車後の一時間位の帰り道 調子悪くなる前は 今までになかったかの位にクルマは調子良く走ってくれて 本当にお願いしてよかった と思える程に走りがよかったんです」

と Iさま・・・

わたし「わかりました やるだけやってみましょう すみません お時間かかりまして」

Iさま「いや 大丈夫です もう一台ピアッツァはありますから」

と・・・

そう こちらのお客様 ピアッツァ二台持ちの・・・すごい方なのです。

 

と いうことで 作業プランは決まった

私の心に迷いはなかった

12/29の夜 錆び取りのクスリを買い 準備

今回は サンポールを用いた 錆び取をする

ネットで調べれば「ガソリンタンクをサンポールでなんてタブーだ」 といわれる やり方だ・・・

専用の薬品を用いて 錆び取をし・・・ と言われるが 

この「専用の薬品」っていうのが 私も専門職でないのでわからない だから 専門の錆び取コーティング業者さんがいるのである。

それに 専用の薬品 って そんなに 強い薬ではないから 完全に錆が取れるかも不明・・・だから 同業者で 自信がない人は この様な案件作業には手を出さない 断るのである だって・・・わからないんだもん そうでしょ? 八百屋に魚の事 聞く様なもの 「食べる」には変わらないけど その目利き ってあるじゃないですか!?それと同じです  でもさ「知りません」「やりません」で済まない事ってあるじゃないですか? それが仕事だと 思うし・・・ 私の場合は 父さんが残したこの建物・・・ 仕事の好き嫌いなんて言ってられません が・・・ お客様に対し無責任な仕事をする訳にもいきません やるからには全力を尽くすのです。

だから ちょっと 粗治療ではあるが サンポール作戦にうって出たでのある それに その先駆者もいたので そのお方に 「錆び取の件で」と相談させていただき 「幸運を祈る!」と背中を押して頂き この方法にて 進める事に決めたのだ

 

ガソリンタンク内に薬品を入れ 24時間放置後に清掃してキレイにする それを短時間で処理するのがこの作業の勝負だ

年末だから その 時間の割り振りも考えなくてはいけない

専用の薬品を使うのも手なのだが どこまで それが落ちてくれるかは不明・・・ 

もう同じ過ちでお客様にご迷惑をかけたくないし 私も 失敗はしたくない

で 漬け込み後の清掃 その後の中和作業や 乾燥で 後の錆の出具合は大きく変わるので 

「どのタイミングでいくか??」に 非常に悩んだ

で 実行は 「元旦だ」と・・・

できるなら2021年に錆取りを終えて 少しでも悩みなく新年を迎えたい と思うも・・・ 最小限に効率良くやらないと失敗するから そこは はやる気持ちを抑えて 2022年の元旦にチャンスを賭ける!

そして 年末 2021年も ガソリンタンク内部の錆についてモヤモヤした気持ちのまま 年が終わって行くのであった・・・

続く・・・