P7294079   

↑これが 

P7294080

↑こうなって

 

 

IMGP6696 IMGP6697

↑板金終了し 塗装の下準備に・・・

 

って ことで 少しずつですが 形を戻してきております ノア 

 でもって 塗装が終わって 磨きをかけて 「はい 終了!」となれば良いですが そうはいかない「トヨタ202

これでさ「はい キレイになりました」って 終わりならいいんだけどね・・・ そうはいかない 

また これからお伝えすることは これまた 画像ではわかりにくい作業だが・・・ 私が手を付けちゃうモンだから 話題にしちゃいますよ

 ここからは 正直 使用状況やお客様の見方によっては 普通のお客様では わからないレベルでの仕上げとなるのですが これが そのピンポイントに触れる環境であったら お客様をがっかりさせてしまいますので そんなことではいけないので どんな環境下でも「今 自分達にできること」をやるのみです。

ということで 非常にわかりにくい画像が多いですが「見る目」が養われれば 「あ~これね!時々そんな車あるねぇ~」ってわかります。 

では いってみましょう

IMG_7989 IMG_7991 IMG_7990

↑いやいや~キレイになりましたよ~ って 蛍光灯の灯りでは もうばっちりね!歪みもなく よかった よかった・・・

ですがよ  全てに対し 蛍光灯の下だけではありません

「西陽(西に沈む太陽)仕様」に

IMG_7992 IMG_7995 IMG_7994 IMG_7993

「ウネウネ」うねってません!?何かが??

仮に このお客様がクルマを留めている駐車場が この様に「西陽」があたる駐車場であったら??? こればかりは わかりません。 こうなった時に「あれ!?」ってことに・・・

太陽・蛍光灯・水銀灯・ハロゲンライト・LEDと・・・・とにかく この世には たくさんのいろいろな「灯り」があるわけでして・・・ 色差がわかりやすい灯り  キズがわかりやすい灯り 歪みがわかりやすい灯り と・・・ さまざまです。

まぁ 早い話「キレイに仕上げればいい」 ただそれだけです。

正直 この↑の画像に ワックスを塗ってしまえば このウネウネは消えますが・・・ ワックスが雨で落ちたら・・元通りです。 

では このウネウネは何??

これは「磨きキズ」なんですね

塗装後 塗装面を正す為に「磨き作業」という作業をするわけですね これも 磨かなくても構わないですが 磨くことにより隣接パネルとの「質感」を合わせるわけですね。ですから これも その人により見える見えないがありますのでね・・・

ということで この磨きを省けば この作業はなくなるわけですが  よくお客様から聞く

「なんかさぁ~艶感がないんだよね・・・」っていうのが この「磨き」作業を省いたから とか・・・あるんですね   また 磨いてあっても この「バフキズ・オーロラ痕(と呼ばれます)」があると「今ひとつ艶がねぇ~」ってことになるんですね。。とのことから これから作業する 最終仕上げで 塗装面本来の艶を磨き上げるのですね。

 

言ってみれば マニュキュアを塗る前の爪磨き といったところでしょうか!?

爪のわずかな歪みをとり その後磨き上げて爪を平らにしてから 塗るマニュキュアは キレイに塗れることでしょう(わたしは塗ったことがないからわかりませんが・・・)

それと同じことでしょうね 。。

 

IMG_7996

では 半分のみいってみましょう 右半面は未施工 左をこれより施工します。

IMG_7997 IMG_7998

↑研磨材と研磨布をいくつか使い 研磨していきますが わかりにくい画像ですが すこしずつ・・・かわってきてます

IMG_8001

↑右は未施工 左は施工中ですよ

IMG_8002 IMG_8003

わかりにくいんだな~ でも 光の反射が違うの・・・ 

IMG_8004 IMG_8005

夜なのですが こうして 太陽光に近い 無駄に明るい ハロゲンで わざと 傷が目立つ悪い環境を作り出し確認しているのです   これ 普通に見たら わからないレベルです もちろん。

IMG_8006 IMG_8007 IMG_8009 IMG_8008

↑少しは違いがわかってきましたかね・・・ 画像で映し出すのは難しい・・・

こうして 仕上げていくのです(当社の場合)

 

はっきりいって このレベルって お客様には わからないレベルの話かもしれません・・・

新車の時から細かいキズがある車両もありますしね・・・ それよりもなによりも どんなに柔らかいウエスで拭き取りをしても 「塗装面を拭く」という作業は 「傷をつける」ことをしているも同然 どんなに柔らかいネルウエスを使っても「摩擦」というのは 塗装面には起こるのです=キズをつける ということになるんですね・・・ なんだか残念な話ですがね・・・

が・・・ こんな 地道な作業を経て 本来の修復となるわけで・・・ 上の画像の 右と左では 最後は色が違う様に見えますが 黒々したのが 本来のトヨタ202なんです 

ただ ただ・・・ 私共は修復をしているのです ただそれだけです。。。

こうして 一台のクルマが 形を取り戻すのです。。