グラハムカーを知ってるかい??

っても クルマではない・・・

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この人だ!!

 

先日 ラジオで この人の話が出ていて「懐かしいなぁ~」 と・・・

ただそれだけ・・・

12chで放送されてましたね めちゃくちゃな料理番組

最後には 観覧に来ている美女と作った料理を美味しく頂くという なんとも自由なTVだと 幼いながら見ていた記憶がある。。 

 

 

 

昨日 ブログに fusano 様より 板金の話題で 使っている「パテ」についてのご質問・・・

 

~~以下質問~~

匠に質問です。

パテって固まったあと剥がれたりしないのでしょうか?
また、下地の色が透けて、塗装の色味が変わらないのでしょうか?

~~以上質問終わり~~

コレ 質問だけにして終わらせてはもったいない と思いまして 今日のメインな話題に。(よって グラハムの話題は短時間で終了)

 

 

ご質問ありがとうございます
きっと「パテなんて使って そうだ!!そうだ!!」
という声が聞こえてきそうな質問 ありがとうございます。
正に fusano様の言う通りです!!
①パテは剥がれます 

②パテの部分だけ色の違いが出ます

そんな「匠」はいけない匠です・・・
ただし・・・それは 

「使い方を誤ると」 そうなるのです。。

 

例えば

昨日のブログを見直してください

板金開始の前の画像の時の文面で

「 さすが パテのみで って訳いかないでしょう・・・ 」

と書いております

でも そのまま 凹をパテで処理される方々が居るのです(詳しい事情はしりませんが)(もちろん私共はそれを避けます)

そうすると ご質問の①通り「剥がれ」や「割れ」が生じます。

びっくりする時があります 削っても削っても鉄板が出てこず・・・「こんなにも盛られているのか!!」って時・・・

 

では②は どんな時? 

これは パテを研磨する時に 「水を使って研ぎ の作業をして その後の水分除去ができておらず変色」

パテ後のサフェーサー塗装の塗布方法が悪かった(多湿度の圧盛り塗装など) またはそれの乾燥不足

鉄板~塗装面の「フェザーエッジ」がシミの様に現れる・・・

という いくつかの原因が考えられます。

それを回避するために 当社では 「パテ時には 「やりすぎ禁止」条例」を儲けております。(冗談ですが)

密着させるために・清掃 ・乾燥に注意し 作業するのです。。

下地処理なので 「ないがしろ」にされやすい部分・・

 

パテなんて使わないのが一番ですが 鉄板~塗装までの段差はどうします?? ドア一枚塗装を全部剥いでしまうわけにもいきません。

 

あとは

「当社 板金パテは使いません」

という工場さん

「板金パテ」は使いませんが その後の「ポリエステルパテ」は大量に使っていたり・・・ サフェーサー塗装で圧盛りの歪み取りをしたり・・・

ならば ハンダを使ったら??と聞こえてきそうですが・・・ ハンダはハンダでありますからね・・・ これも盛すぎに注意ですからね・・・

という 言葉のあやを利用しての作業をしていると 起こりうるトラブルなのかもしれませんね・・・

 

実験でやってみたいのですが なかなか時間がなく・・・

「パテの経年劣化」。。。

 

 

あすは 「ウッディアレン」を知っているかい!? をお楽しみに。。