Webで当社を見つけて ご来店 ご依頼いただいたお客さまの車両。

 

お得意のユーノスロードスター です。

 

全塗装をしようと いつもの作業を進めていると 板金担当のK君

K君「このクルマ~歪んでるんだけど~フロントの顔回りが・・」

って・・・

わたし「ちょっと待て・・・このクルマそんなに程度悪くなく見えたがねぇ~」

K君「なんだか 上手く固定してありましたよ 各部品が」

と・・・

さて・・・ こちらもなんだか いろいろな歴史を踏んできたロードスター君の様で・・・

  

よく見れば・・・ 運転席側 右の フロントコアサポート(バンパーの後ろ側のパネル サブフレーム的な部分です)が 一生懸命 修復した後があります・・ 「これ ここまで形を治したのが大変だっただろうな」って位に クチャクチャな部品だったのであろうと・・・。

ライト・ボンネット・フェンダー・ライトと・・・ この辺の集合部分でもある場所なだけに 大変な修理だったと思われる 修理痕

 

 

この現状を把握してお客さまに電話

私「あの~ クルマのフロント部が ゆがんでしまっているのですが・・・ ご存知で!?」

お客さま「あの~ 若い時に 事故しまして・・・安く治してもらった経歴がありますが・・・何か・・・??」

私「いろいろな部分が いろいろと・・・ 上手に治してありまして どうされましょう??できましたら 一度ご来店いただき クルマを前に お打ち合わせできれば・・・」

お客さま 「はい では 行きますので」

 

ということで ご来店

   

とりあえず 「何がどうなっているのか」を把握すべく・・

通常は交換しなくてはいけなかったであろう フェンダーも きちんと治してあります ある意味すごい キレイに直ってますよ。

いろいろと ご苦労された跡が 感じられます。。 ご苦労様です。。

 

左 フロントフレームが下方に下がってしまっていて フロント部が左側にズレてしまっている感じがします。 これを お客さまに 現車を前に 説明させて頂くと

お客さま「確かに 以前から気になってはいたが・・・ 以前は修理を安く仕上げたので・・・悪い部分に関しては承知はしており・・・ 今回全塗装 とそれ以外の部分も含めて~~え~~~い この際 乗りかかった船ってことで きっちり治しましょう!!」

ということで フレーム修理を含む全塗装へと。。。

で 現状をお伝えしましょう。。

 

外見上は 修理されているので悪くみえないのですが・・・

バラしてみると だいぶ錆びてしまっております・・・

こちら↑助手席側は モーマンタイ。。見て分かる通り キレイですね

↑左側のフロントフェンダーは板金後にパテが盛られており・・

こんな 画像を見ると「うわぁ~酷い修理」とか「こんな修理はダメですよ」と 確かにいろいろな見解はありますが  今回のお客さまの様に「安く治してもらって 使えるものは使ってもらったから・・」 ってことであれば 致し方ないと思うのは 私だけでしょうか?? 修理する側とお客さまの理解があってこその修理 ですから 私 この車体をみて「酷い修理」とは思いません これから「しっかり治してあげるのだから」と・・・

でも・・でも・・・ なんとなく 形が治ってしまっている このクルマの 以前の事故の当たり具合や損傷具合がわからない状態からの修理が 非常に難しく思います ・事故入力方向・損傷具合・修理方法 が全く 手探りからのスタートなのだから。。

でも そこを 追求して修理して 元の形を取り戻す これが 板金の醍醐味ではないでしょうか??

「まぁ 何度も事故してるから こんなモンしか直らないよ」 ってことは言いたくありません(それゃ限度はありますよ) 

事故状況を 想像し「何処をどうすれば?」「何を交換すれば?」 このクルマにとって 一番良いのか? を

考えて 修理開始です。

  

↑こちら 左側の先端部 ライトのカバーとボンネットの高さなのですが 何の制限もなく フリーな状態にするとこんな感じに 段差が合いません 普通は平になるのですがね。。 これは 左側フレームが下がってしまっていると想定 もしくは右側フレームが持ち上がってしまっているか? 測定 判断の結果 左側のフレームが下がっていることが判明。。でも こちらのボンネットも正常なのか?歪んではいないか? と全てを疑ってかからないといけません!思い込みは危険なのです こんな修理の際には

 

 

よって フレーム修正機に乗ることになったこの車両 長期入院車両となりました。。

メインの塗装よりも こちらのフレーム修正の方が メインになりそうな この話題 ブログへの掲載も 快くご了解いただきまして  少しずつではありますが その状況をお伝えさせていただきます。