おはようございます。

今朝6時頃 

スマホを見ると(画像はさっき撮影) ツイッターのトレンド入りに「19位・職人気質」と・・・

職人に何があったのか!?

どうやら「7位の・どうぶつ睡眠タイプ診断」の回答で 出てくる言葉らしい・・・

職人気質=めんどくさい って事!?

私は 職人という言葉が嫌いだ・・・

それは めんどくさいから・・・

そこで 皆が 「何を職人気質って騒いでいるのだろう?」と気になり・・・

こういう絵で表す人がいたり・・

まるちゃんまで登場だよ!

と・・・

あれ・・・ 診断の回答をよそに・・・ 皆様 ご苦労されているみたいで・・・

そうなのよ 私も よその人からみたら「職人だね」って言われがち・・・ そんな環境で育ってきたから・・・ そんな父親を見てきたから・・・ 職人気質 それが当たり前と思いがちだが  途中で気が付いた・・・ 職人じゃダメだと・・・ 時代は変わったのだ と・・・

その昔は モノが無かった時代 コツコツと 作り上げた工具で 今までできなかった仕事をこなす それをこなす事で 器用に次のチャレンジに進む・・・

昨年末 清掃をしていて出てきた 父親の遺品のひとつ

先日クイズに出したやつですね・・

これを 製作~完成 使っている所を幼少期 見ていたのを思い出した

これを 鉄板から作りだしていたのだ・・・

完成後 自動車の使用済のバッテリーをバラして 中から鉛(なまり)だけを取り出し その鉛を鍋で溶かす 溶けた鉛を この3つの穴に流し込む・・・

 そして 穴の口ギリギリまで鉛を流し込んだらUの字の針金を挿す 数秒で溶けた鉛は 硬化する・・・

鉛が硬化後・・・

端のネジを外すと 

蓋が外れる・・・ バラバラになる・・

端の蓋には この型枠の形に錆びている・・ 30と彫り込まれていたり 形状が違っていたり・・・

何を作っていたのかというと・・・ 釣りで使う「小田原型オモリ」を作る為の金型を作って 釣りで使う重りを自分で作って 趣味の釣りに行く という・・・ 仕掛けを作るとか そんなもんじゃない オモリを 不要となったバツテリーから作り上げていたのであった・・・

でも調べたら 今はこんな人もいるみたい・・・ でも 昔は 無かったから この金型を作ったハズ・・・ そもそも 釣りをやっていて思ったのかな!?「買うのバカバカしいな 不要のバッテリーから作ればいいじゃん」とか!?  昔は オモリが高価だったから こういうのを作ったのか? その経緯はわからないが・・・ 

これ フタを開けてよく見れば 3個とも 形状・大きさが違うオモリが 一度に三個できる という すぐれもの!!

レーザーカットとかでなく バーナーでざっくりカットしてから手仕上げで作り上げた金型と思うが・・・ よくやるよね・・・ 多分 昭和50年代前半だったと思う・・・作っていたの・・・

バッテリーから 釣りのオモリをこしらえていた父・・・ まさに職人だわ・・・並みじゃねぇ~よ父さん・・・

趣味の釣りから 仕事で「交換したバッテリーで 小田原型オモリ」を作ろう」なんて 発想というか・・・なんというか・・・ これが職人ってもんなんだろうな・・・

釣りいってさ・・・他人と話しててさ「仕掛けも自分で作って釣りすると楽しいね」なんて まさか鉛溶かしてオモリから作ってるなんて・・・ 思わないだろうな・・・ 

と 私が幼少期に見て来た 職人って こんな人達だった・・・ 強引かつ大胆 自分の仕事に責任を持つ・・・ そして 寝ずに働き 寝ずに呑んで暴れる そして二日酔いで仕事をサボる・・・ 翌日には 夜通し仕事をして 酒をあおる・・・ 人生職人だ・・・

だから 今の自分は ただの作業者に過ぎない・・・(もちろん自分なりに責任を持って頑張ってはおりますがね・・・ 昭和のあの時代の「職人」からしたら・・・)

なにも生み出してもいないし・・・ ただ形あるものを直しているだけ・・・ 

だから 私は 現代の「職人」って言葉は嫌いだ・・・

パテを使わないで鈑金をする・新車以上にキレイに仕上げる とか・・・ そんな 作業をしたい それが私の想う職人像だ

が この横浜の立地で この規模でその仕事ができるか!?  だから私は 田舎にいきたいのだ・・・ 数台入る工場でいい 土地や生活費が安い田舎で自分の思うまま 仕事にお金を掛ける事ができる環境で お客さんが求める仕事を 形にする 

そんな仕事ができる時がくるかわからないが それをするには もちろん今の技術では無理 もっと修行を積まなくてはいけないけど もう50歳だよ・・・ 

でも 夢を持つのはいいだろう・・・

そんな時がきたら やりたい様にやらせてもらう 顧客も選ばせてもらう・・・

そんな 拘りの仕事をしたい・・・

そうなれるためにも 頑張る・・・ 叶わぬ夢かもしれないけど それが夢だ・・・

 

と かなり 偏った考え方を持つ私は「職人気質」かも・・・ ヤダヤダこの言葉・・・

でもさ・・・ 海に山に キレイなもの美しいもの 安いもの高いもの 美味いものマズイもの 良い香りに臭い匂い 暑いに寒い いろいろ経験して 自分が好きなものを選べばよい  一番良くないのが 何も経験しないで終わってしまうことかと思う・・・ 昔の職人って 何もない時代から 何かを生み出し経験して生きてきた人の事を職人っていうのかな なんて・・・ この時代 まだ生まれていないものを生み出していきたい・・・

カラダが動くうちに サーフィンにゴルフ 始めなきゃ! ダンスもね!!

だからTVでやってる プロフェッショナルのTVとかでさ 本当の職人が出た時には 面白くないもんね「話さない」から・・・ 今までの 当たり前としてきて経験してきている人にしたら話す様な出来事じゃない事が 普通の人からみたら「すごい事」なんだけど その職人からしたら・・・「あたりまえ」の事だから そんな事話さないから ただの「頑固おやじ」にしかみえないんだよね でもさ 見た目にもそういう人って 深く見えるよね・・・

 

で 

昨日も沢山のご来店ありがとうございました

う・・・なんか眼が痛い👀・・・

ゴルフのSさま この度は ご依頼ありがとうございました

ロードスターのKさま 茨城県・・・って 地図みたら神栖市って・・・千葉の上海の方・・・いやいや・・・遠方よりありがとうございました

Yさまのエクストレイル いつもいつも ありがとうございます 

そしてMさまのボルボワゴン・・・ 眼が・・・ 目が・・・ と そんな冗談を言えるお客様との間柄だから書けますが・・・ 気を引き締めて作業にあたります。 今度はマフラーが落ちたということで 入庫・・・ありがとうございます。

 

そして昨日 

ご近所の 緊急動物病院に来ていた人が「すみません バッテリーがあがってしまい・・・」と 突然きたので バッテリーを繋いで エンジンかけてあげたの

そしたら 駐車場のガードマンのオジサンが「悪いね~自分がさ「クルマ屋さんあるから行ってみな」ってさ 紹介しちゃったのよ」って・・・

わたし「いいのいいの 大丈夫よ」

って いつも挨拶して世間話しているおじさんだったからさ別に全然いいのいいのって・・・

って 助けてあげて 数時間後 そのガードマンのオジサンが 来て

「さっきは悪かったね~ これ少し」 って・・

いやいや・・・ 助けてあげた人じゃなくて ガードマンのおじさんにもらったんじゃ・・・

 

そしたら 今朝 朝一で運送屋さんが「荷物です~~」って

おっ!マフラー はTさまのクルマで 直送しますので と言われていたので 届きました Tさま(業務連絡)

で・・・

いやいや・・・ 誰よ!? こんなに ロイズのチョコ送ってくるの!?こんなに食べられないよ  昨日のバッテリーレスキューした人!? いやいや・・・やめてよ そんな事しないでよ~ ホント ただバッテリー繋いだだけなんだから~~と 昨日の今日でこんな事してもらっちや~申し訳ないよ~~ と 瞬時に頭をよぎった・・・

が・・・

わたし「え~ 二つね・・・」

運送屋さん「はい 大きいのは マフラー もうひとつは 自動車部品って書いてありますね はい」

あっ! ありがとうございます とわたし・・・

 

と いうことで 私は 「勘違い野郎職人気質」 これぞ 自称職人で ごあんす。。。

金の斧 銀の斧 状態である・・・ 私みたいな勘違い図々しい野郎は 間違いなく地獄行きである

 

さて 皆様 素敵な週末をお過ごしください。。

 

いけねぇ・・・ 水性塗料に溺れて・・・ を伝えてないよ またね・・・