私「ではお車お預かりさせていただきます  一応キズの箇所の確認を~」

と言いながら 車の廻りをぐるっとしていたら・・ ガソリン臭が クルマからするんです。

私「ガソリン臭いですが・・・これは以前からでしょうか??」

お客様「いや・・ 気が付かなかったが・・」

私「この辺りから臭いしますが」

お客様「あれ・・ホントだ  では こちらも一緒に見ておいてよ」

私「わかりました  では お預かりさせていただきます」

と 作業の追加お土産を いただいて 作業開始です。

 

お車 お預かりの際 お客様を駅までお送りさせていただく間 いろいろなお話をさせて頂き 今回の塗装に至るまでの経緯やご希望 クルマの使用用途や お仕事のお話・・・ そんな日常的な会話からも わたしながらに「お客様が このクルマをどうしたいのか??」を 私なりに考え 作業をする  見えてきました AD-MAXの全塗装絵図が 頑張ります。

 

と まず 私が まず先に 気になる部分がこちら

↑左側ドアの錆

こちら 「あまりにも酷いならば中古にて交換」ということで お話させて頂いてまして ダメならば中古を手配させて頂かないといけないのもあり 早速に現状確認です

↑最後の見納め  いずれにしても 以前に このパネル 板金がされている様子

↑とりあえず以前の補修歴のパテを削ってみる 

↑そして 剥いでみる

↑パテ&錆という敵も なかなかなもの・・

↑こちらも負けてはいられるか!? とばかりに スクレッパーでの猛攻撃!

↑なにやら・・・すごいぞこれゃ・・

↑戦う「おじさん」

 

↑とりあえずは 錆落としをして現状の鉄板を確認するも・・・酷すぎる・・ これゃ交換か!? 鉄板と塗装の間に「水」が浸入してしまってまして・・・

↑黒いモールが付いていた下の塗装面は 水疱瘡の様に 水の気泡が出来てしまってまして・・・

 

↑良品の中古が見つかったので「交換!」に決めました。

↑ちなみに ドアの後ろ部分のサイドパネルも 修復歴ありで 錆が・・・

↑かなりの厚さのパテが入っております パネル全体を修復している様子で お客様に 報告 完全に治すには それなりの価格を覚悟しないといけません その辺りのお話をお打ち合わせし 「最低限度レベルで」とのことで・・・。 この修理方法は  とにかく錆は落とし パテで補修をする 方法で行くことに  これ 全て削り落として作業したら とんでもないことになりますしね   ココは自分の意思を殺して作業しなければいけない 辛い部分ではありますが お客様にも「予算」というのがありますからね その「予算」の中で いかに お客様に協力できるか??尽くせる策を打ち最大限に作業する っていう作業も大切かと 私は考えます。。

こうして 各部の板金作業は進められるのです・・・