おはようございます

~~夢~~

那須塩原のスキー場に隣接する温泉で汗を流し 大広間で少し休む

同行者は 友人の友達で なにかのノリで4~5人で行くことに・・・ 肝心な友人は居ない

で そんな関係なので 自分だけ 早々に帰ろうととするも・・・靴が無い・・・

周りの人に聞くも みつからない・・・ 

サンダルでもいいから借りようとするも誰に聞いていいかわからない とにかく温泉に入る人・出た人でごった返している大広間・・・

もう早く帰りたいと 裸足のまま外に飛び出すも・・・ 今度はリュックを忘れて・・・ また 大広間に取に戻る・・・

その際  やっぱり サンダルでもいいから履きたいとおもって 便所のサンダルを履いて リュックを背負い 駅へと向かう自分

~~~夢ここまで~~~

現実に戻って よく寝た日曜日の朝

 

では 真面目にいってみましょう

 

Hさまの スバルレガシー

車検と ハンドルの中心がずれているから 四輪アライメントを ということで お預かり

まずは 車検点検をして問題ないので 車検検査へ

車検は無時に合格し 次は 四輪アライメントの準備

Hさま曰く 左の後ろ(助手席側の後ろのタイヤを当てた事がある)を当てたかもしれない)ということで 左リヤを重点的に確認するも・・・

目視では問題ない こうした足回りのアームが変形しているのを目視で確認できる様では 相当に酷い状態だ・・・そんな状態だったら走行不能になる・・・

目視では確認できないので センサーを付けて四輪アライメントを測定してみる

四輪アライメントテスターは 自動車の四個のタイヤの向きや角度を数値で表し 不具合があれば 調整できる部分は調整 調整できない様であれば 足回りの部品を交換して 適正値に戻し まっすぐに走る様にする 測定診断機

数値に明確に出るのでわかりやすい

おうおうおう・・・ という数値

数値にも出ている 左のリヤタイヤの向きが 外向きになってしまっている トゥが11mmもマイナス 

早い話 左リヤのタイヤが左側に向いてしまっている

理屈からいうと クルマがまっすぐ走るには 常にハンドルを左に切らないとまっすぐには走らない

この違和感は 誰にでもわかると思う

細かい事を気にする人 そうでない人 でこのアライメントって 不具合を感じる?感じない?は個人差がある 

が これは 完全に不具合があるし 今後このまま乗ったら タイヤの片減りなどに影響してくるので・・・直した方がいい

この数値を見たら 通常だったら 左後部の足回り部品の総交換で15~20万円の修理

というのも 

・診断→足回り交換→四輪アライメント測定調整→完成

これが一番スマートな修理だが ひとつ間違えると

・診断→四輪アライメント→調整不能で足回り交換→四輪アライメント測定調整→完成 

と 四輪アライメントを二回も測定しなくてはいけなくなる その分のコストはお客様には請求できない と考えると・・・ 足回り交換してしまった方が早くて確実なんだけど そんな事 お客様はウチに求めてない 

「ウダウダ言わずとりあえずアライメント測定しなよ」と 言われる事だろう・・・

 

 

だが このクルマ 調整代があるから 調整をやるだけやってみよう と・・・

 

自動車のタイヤの向きは微妙であるが 調整できる様になっている その範囲内で調整できる様であれば 調整で対応 調整で適正にもっていけない様であれば 部品交換 となる

 

後ろから見た画像ですが

ここが調整部分です

わかりにくいですね・・

 

調整後の画像なのですが このネジの位置で タイヤの向きを変えることができます

↑こちら右後ろタイヤの調整部分

↑こちら左後ろタイヤの調整部分

 

無時に数値は適正に戻り クルマはまっすぐに走る様になりましたが この元の状態では 相当な違和感があったと思います

調整後は 大変落ち着いたハンドリングになった事間違いないです

 

で この原因・・・

はっきり言うと「左後ろのタイヤを何かにぶつけましたね」と・・・

こちらのHさま ご主人がいつもクルマを持ち込みます

奥様はクルマに乗られるかは不明・・・

はい ここがポイントです

奥様がクルマに乗って タイヤをぶつけていたら・・・ も考え 報告をします

数値的にみると 今回のアライメント結果は 「何かに大きくぶつけましたね」と お伝えしますが

これ 奥様がぶつけていたとすると 「強くぶつけましたね」と旦那さんにいうと クルマ好きな旦那だったら 奥様に「オマエ タイヤ強く当てたか!!タイヤの向きが大きく変わってしまっていて ってクルマ屋が言ってたぞ!!」と クルマ好きの旦那さんだったら 奥様にキレる

だから ここは 「どなたが 当てられたのでしょうか??」と聞いて

旦那が 「奥さんだ」といった時には 「何かに当たったみたいで狂ったみたいですけど 大丈夫ですよこれなら 調整範囲で」と 軽く濁す程度で済ませる

そうしないと 奥様がかわいそうだから・・・

そこで喧嘩してしまうご夫婦も少ないないから・・・ 実際にウチの工場の前で 夫婦喧嘩が始まってしまったの 何度も経験しているから・・・

奥様の事故の場合には「最小限」とお伝えし 旦那さんの場合「ちょっとイッちゃいましたね~」と 正直に伝える様に心がけている

夫婦円満を心がけるのも私共のカーライフのお手伝いのひとつ

でも「修理してあげれば大丈夫です 元に戻りますよ」と お客様に安心していただく事が一番

ウソをついてはいけませんが お客様の 事故で不安になった心を落ち着かせるのも私共の仕事かと・・・

 

今日のブログの書きだしを思い出してください

車検に合格したあと この足回り整備をした・・・ 

ということは

 後ろのタイヤがこんなに曲がってしまっていても 車検には合格するんです これは違法ではありません きちんとした合格基準をクリヤしているのです 運輸省が認めているのです

と いうことで クルマって 奥が深いのです・・・

それをいいことに悪いことをする輩も多い わからないだけに 奥が深い 闇も深い・・・

 

 

 

雨の日曜日に思う朝・・・