おはようございます

眠い 眠い 眠い・・・

先日 ご近所の工場に勤めていると思われる外国人の人

ここ最近 ウチの前を歩いていくのですが その人が お昼時

外国人「アノ~クルマノシュウリヲオネガイシタイ ワタシネ~~~でシゴトしてルノ」

わたし「はい では 夕方でもクルマ見せてください」

外国人「イマハダメカ!?」

わたし「私ね介護があってね これからお昼の支度しなきゃいけないから夕方にしてくれ」

外国人「ジャ~アトデクルヨ」

と・・・ それ以降コナイ・・・

ウチの前を歩いてるんだけどその人 何も言ってこない・・・

なんだったんだ!?そんなもんだったのか?

 

と 思えば

 

ご近所のクリーニング店に務める 外国人の人

「オタクニアル ナンバーノツイテイナイアノケイジドウシャ イラナイナラカウヨ」

と 幾度となく 私の愛車(笑 エイジングエブリーを見ては

 幾度となく「イラナイナラ」と 迫ってくる

やはり このエイジング感はお金では買えない魅力がある事 外国人からみたらとても魅力があるのであろう・・・ イイデショ!?

次に「モラウヨ カウヨ」って 言って来たら

「300.000ペソで」と 伝えればいいのかと・・・ そんなに売って欲しいのなら・・・

と  外国人に絡まれる最近・・・

そんなん 相手にしていられないのです

私が突然 消えてしまったら ・・・この危険な案件に巻き込まれたと思って 助けてクダサイ・・・

 

さて ・・・

時価400万円はくだらない という噂の AE86

本日も緊張感を持って作業していきます

カウルトップパネルのガーニッシュを交換との事で

予算的に全塗装では ボンネット内部まで塗らない予定だったのですが この汚れたカウルパネルの上に新品のガーニッシュが付いても 今一つ キレイには見えませんので 本当に サッっとですが キレイにします

清掃して足付けして・・・

塗ります

これだけで 大きく見た目が変わります

(((((ここで よく「新聞紙は見た目が良くないからやめなさい」と 同業者から言われる事ある・・・

肝心な時には 使ってませんが こうしたちょっとした時には 私は積極的に使います

というのも 昔の感覚が抜けないのです それに たまにしか仕事しない私です 新聞紙とマスキングテープを ピタッと張り合わせる技術が鈍らない様に わたしの老化防止リハビリトレーニングにもなっているのです・・・ あとは 新聞屋さんとの取引の関係上 使うこともあったりで

決して 予算をケチっているから とかそういう理由ではありませんので ご理解いただけますと助かります)))))

 

作業前の写真・・・ あったかな

あった あった

どう?Do??

と これは メインの作業じゃなく サブ的な作業・・・(これ メインなんだけど ウチ・・・

 

で 今回は

お客様Oさま「ヒーター/エアコンの風が出ない・・・」「風量の4段階切り替えで最強の風にしても 微風程度の風しか出てこない」

と・・・

わたし「そんなの 電装屋さんの仕事で 鈑金屋の私にはわからない」

と 言いたいところでしたが・・・

私「はあ・・・」

ということで 見なくちゃいけなく・・・

通常 エアコンの風が出てこないとなると 「レジスター」という部品が壊れて というケースが多いのですが レジスターの故障の場合 

風量4で全開の風は出るも 

1~3の風量は出ない

だから レジスターの故障という確定的判断はできない・・・ 

そして次に疑うのは「ブロアモーター」だ

これは扇風機みたいなもの そのモーターも寿命でダメになるから

で 作業に掛る前に お客様に

わたし「いつから風が出なくなったのですか?」

Oさま「普通に使えていたのですが 突然風が出なく・・・」

わたし「では 今可能性として考えられるのは モーター・レジスター なんですけど」

Oさま「え~と モーター変えました レジスターは・・・ライターみたいなやつですよね?」

わたし「そうそう ライターみたいの」

で 私は コレを思い出した

ポ~っと点きそうな・・・ レジスター

Oさま「あっ!確か 変えました はい 変えましたよ!」

わたし「・・・」

と いうことで 私の事前診断の結果はことごとく消された・・・

こちら 

AUTO機能が付いているエアコンなので 下手したら コンピューター回路とかになったら もう手に負えない

つか クルマを確認する前の この時点で もうお手上げだ・・・

わたし「では 見てみます・・・」

とは いったものの・・・

この隙間に見える配線見ただけでも 直せる気がしない・・・ 下手に手を出せば「あれも動かなくなった これも機能しない」と・・・ なる可能性は高い・・・から 無駄に手をだすものではない こういうの

つか 分からない もう・・・ わしには直せませんがな・・・

とりあえず ヒーターブロア廻りをバラシて確認・・・しても ブロアとレジスター交換済なので 見ても何も解決しない・・・

と 直せる気がしないのでネガデブな事しか考えてないし 眠いし・・・足痛いし・・腰痛いし・・

バラスだけばらしたけど・・・ なにも解決しない・・・

無情にも時間だけが過ぎていく・・・

助手席足元Aピラーの下あたりに エアコンのブレーカーやヒューズがあり確認するも異常なし・・・

配線カプラを確認するも異常なし・・・

「無駄だなぁ~こんな事しても なんでもねぇし・・・」と思いながらの23時過ぎ・・・

正直 配線図もないから 手探りでわからないのが見ているからわからない(「ならば 配線図取り寄せれば」と言われそうですが 配線図があるから直るってものでもないし そもそも 直せると思ってないから 配線図なんて見る気もない・・

こんな時には もう粗治療に出ます

エアコンの風をMAX出しておきます(微風しかでないけど)

それと思われる配線を確認し カプラ(コンセントみたいなもの)を 一つひとつ抜いて行きます  カプラを外した時点で風が停止したらエアコン関連のカプラと把握し配線を追う・・・

手が届く限りのヒーター/エアコンの配線カプラを抜き差しして

 そこまで電源が来ているか?どれがエアコンの配線か?をひとつひとつ把握していく

 

こんなの これに精通した人がみれば「これが~~で~~だから~~じゃないか?原因」って すぐわかると思うのよ

私に「凹直して」とか「色を調合して」と頼まれる様なもので 餅屋にしては簡単なたやすい事なのよきっと・・・

で 結局 配線を追いかけては カプラの接続確認をしていくと

いくつかのカプラを抜き差しすると 「ぶわぁ~」と風が強くなってきた!!

キタ!!

もう興奮が抑えきれない! 中学生の時のアレみたいに(アレってなに!?)

「じゃ~次はこの配線 カプラ」

ブワ~~とさらに強く風が廻り始める

「次はこれ」とカプラを

ぶわ~ っと 

いいね~ いいねぇ~

と 手が届く範囲のカプラの清掃と給油を終える頃には 

風の切り替え1~4 そしてAUTOすべての動作が利く様になった

「やった! 原因を突き止めた!!」

と・・・

「あの回路からの電気が~~で この回路が短絡していて ここが断線 接触不良で」

なんて プロ的回答はなく・・・

「全部の配線追いかけて カプラの清掃して抜き差ししたらうごきだしました ハイ・・」

みたいな 素人仕事みたいな 結果・・・

と 考えると こんな 修理 プロはそもそもやりません

「お金になるかわからないから・・・」

だ・・・

非常に 危険な作業だったから

ここまでバラバラにしておいて 直らなかったら??「工賃ください」とは言えませんよね

「直らないのに点検料だけとられた」

と・・・

結局 どこかの誰かが 配線カプラ確認したら動き始めた なんてなればさ・・・

「だめじゃん あの社長」って なるでしょ(元々 ポンコツですが)

と いうことで 肝心な画像はありません

だって 何処が核心だったかもわからないし・・・ やってるうちに直ったってことで・・・

エアコン風でない修理100万円です

と いうことで 無事に風が出る様になったAE86トレノ  

お客様へ メールでご連絡

すると お客様から返信が・・・

Oさま やらないとお金にならないのです・・・ しかも2018年から預かってて「直りませんでした」では わたしタダのクズですわ・・  

つか・・・「期待していなかった訳ではないのですが」と 言うことは・・・ 期待されていなかった!? 

その後のラジオのクダリ Oさま 面白すぎです

 

納車に向かって 一歩すすみました。。。

まあ こういう事があるから この仕事 やめられないのですわ・・・  

 

 

こんな プロがサジを投げるお仕事も できる時ならばお受けできるかもしれません(今は無理ですが 鈑金塗装しなきゃいけないから)  

人生も仕事も一歩一歩です・・・

と いうことで 皆様 ステキなGWをお過ごしください。。。