おはようございます。

 

先日 お客様Aさまから電話

Aさん「以前 ベンツのドアミラーを修理させて頂いたAと申しますが」

わたし「はい ありがとうございます」

Aさん「以前直して頂いたドアミラーのウインカーが点灯しなくなってしまったのですが・・・」

わたし「あら・・・では一度拝見させて頂いてもよろしいでしょうか??」

Aさま「了解しました」

とご来店 お客様のクルマを見て 顔を見て 過去に作業した事を 思い出しました

 

「平成28年に修理してもらいました」 とお客様

W203メルセデスベンツ ドアミラーが点灯しない いつものトラブルだ

まずは見ない事にはわかりません

↑この保護テープを使っているということは 初期時代の修理だ・・

ハンダの接続部後の断線

現在の接続位置に変更し 断線しない様に変更

お客様には「申し訳ございません」と お詫びさせていただき ・・・納車とさせて頂きました。

こういう事で お客様にご迷惑をかけてはいけないので メルセデスベンツ社では ドアミラーASSY交換と しているのであろう。。

ですが こうして 過去に修理したクルマのトラブルに 正面から向き合うのも我々の仕事 かと 

それよりもなによりも  そんな事になっても お客様が「お声をかけて頂き来店して頂ける」という事に感謝しなくてはいけません。

これ トンデモない人であれば・保証だとか・往復の交通費だ ・慰謝料だ・・と 言われても おかしくないですからね そんな時代です。

 

 

さて・・

困った挙句

蓋を外してみると

あ~あ・・・ これも 屋外保管の・・・イタイところです。。。

 

本当はやりたくないけど・・・

腐食部を切り取り

新たに鉄板で 作りだし

幾度にわたる 形状合わせ・・・

いいんじゃないかな??

こういう 風景って あまり 取り扱われないじゃない?? 良い写真だけで・・

「あれ?もう少し角がちがくない?」とか「長さがさ」とか こう いろんな角度からの写真が欲しいよね

 

でも これ 実は 二個目のもの

一つ目は「ざっくり」と作ってみて 形状や カーブの状況を確認し・・・ 一個目のものでいこうかと思ったのですが ちょっと気に入らなかったので

左が 初めの試作 隣のが 二個目の改良型 そんなに時間は掛かりませんので・・

逆に ここで無理をしてわずかに違う形状のものを溶接すると 後々大変な事になるので ここで「ビシッ!」っと決めることにより 後が楽になります。

なんか 鈑金塗装屋さんの ブログっぽい感じでイイネ。。。

 

続く。。。