こちら ドアパネルの裏側を外したところです  これから ドアハンドル(ドアの取っ手)を取り外そうとしているトコですが 取り外しの際に 防水用のビニールを最低限度剥がして作業するのです

ドアハンドルは ネジ二本で止まっており 外すのは簡単と思われるネジですが・・・

↑この二本のナットを外すと ドアハンドルは外れます。

 

が ここで注意! 気をつけないと ネジを落としてしまうのです 。 いつも気をつけてはいるのですが 重力の関係上 時折「ボロッ!」とネジを ドア内部に落としてしまい 拾いあげるまで 無駄な時間を掛けてしまったりと・・・

そんな時に大活躍してくれるのが 「ナットグリップソケット」です。

 

 

こんな感じでラチェットハンドルとを使用して組み付けますが

 

↓まず 普通のソケットのコマを使うと

 

↑ネジをセットして 下向きに傾くと ネジが「ボロッ」と抜けてしまいます これが意外と困るのですよね。。

 

↓そんな部分に「ナットグリップソケット」を使用すると

  

↑↓真下に向けてもネジは落ちないのです!

 

磁石でネジが落ちない様にする固定方法もあるのですが こちらはそうではなく 小さな「ボール」でネジを押し付けて 落ちない様にしているのです。磁石ですと ソケットに砂鉄がくっついてしまうケースが板金屋の場合は多い為に 私個人的には マグネットは好きではないのです。。もちろん使う時がありますけどねマグネット式も。。

 

 

  

↑普通のソケットの拡大です(ちなみに エアーインパクトで使用しておりますので磨り減ってもう限界です このソケット)

↑こちらがナットグリップの拡大 中央部に小さなボールが見えますね このボールがソケット側面のリングに押し付けられているのです。

コレを使う様になってからは ネジの脱落はなくなり かなり効率よく作業ができる様になりました。

 

落としてはいけないネジの場合にはこんな道具を使って作業をするのです

落とすと探したり 拾い上げるのに 予想外に手間を取ったりしますのでね・・・

「道具8割腕二割」ですね。。

さて・・・今日も頑張ります!