先日 自家用のトヨタ車に対して DMが届きました。

中を開けてみると

ふむふむ・・なにやら危険だと・・・

要するに 足回りは 幾つかの アームで合成されています そのアーム同士を繋げる部分(人で例えると関節の部分です)のつなぎ目部が 経年劣化で「折れて外れてしまう可能性があるので 定期的な点検を」との事・。・ なんだかコワイですね。。

これは「リコール」や「メーカークレーム」ではなく あくまでも 「経年劣化での破損を防ぐ為に 定期的な点検を」との訴えだと思うのだが 以前であれば こんなトラブルは 車両オーナーの点検不足に起こる事故であって メーカーや整備工場の責任ではなかった 仮に この様に足回りが外れてしまっても「定期点検もしないで乗っているからこうなるのは当たり前だ」とか「手を抜いて乗ったからこんなになってしまったのだ」と車両持ち主の責任となっていたと思うが 

それは現代は違うと思う「メーカーのクルマ作りがよくない」とか「車検の時に点検しなかったのか!?」など・・・確かにそうなのかもしれないが 「コストを抑えて車検を取ったり」した影響もあるのではないかと思う。

現実に 先日納車させて頂いたお客様(トヨタのクルマだ)も この部分に不具合があるのを試乗の時に気が付き お客様に提案したが「お金が掛るから今回は見送りして 次回修理するよ」なんて つい先日お話したばかり・・・ その後 このDMが届いた訳で・・・ 今回も別件で入庫しているから 納車の時に この用紙をコピーして 更に強く提案しようと思う。

一台のクルマを所有するということ かなり大変なことではあるが 命にかかわる大切な部分に関しては重要視しなくてはいけない部分 お客様に対して自分達ができること  改めて考えて日々の仕事をしなくてはいけないと 思うDMでもありました。