薄いグリーンメタリックのボディに紺色の幌 ジャガーやTVR等の英国車でありそうなカラーリング 

    

このクルマのシルエットにも素晴らしく似合っております  今回は細かい傷や凹みの修理

と こちらのお客様 クルマも「洒落」が利いてますが 乗り方も洒落が利いております。 というのも このクルマで ストリート~サーキットまで 楽しく乗ってられるそうなのですが チューニング等は一切しておらず(ブレーキすらもノーマル) オーナー様曰く「走り方次第でノーマルもそれなりに楽しめますし 改造している人より速く走れたりもできますしね それもまた楽しい。。」と これまた紳士的な乗り方と楽しみ方を知っておられるお客様 うん かっこいい!! 

と 今回は  

↑アルミホイールの修正塗装やドアの修理をしたのですが  ここで ドア修理の際に最近気になっている情報を。。

↑ドアとガラスのすき間に付いている「ドアモールディング」と呼ばれる 水切りモール。その名の通り ドア内側内部への水の浸入を防ぐ部品でありますが この部品 以前からちょっと気になっていた部分があります。

 

↑こちら 反対側のモールなのですが このモールと縦サッシュの部分に数ミリのすき間があるのですが 洗車時 このすき間から 水が内部に ジャバジャバと入るのです(内張り取り外し時に確認できますがかなりな量が入りこみます)

これはちょっとした一工夫で何とかなるのではないか??と 今回は作業をしてみました。

↑まずは取り付け前のモール  通常このモール 外すと交換になってしまいます 

    

↑エプトシーラーっぽい スポンジテープです(吸水性の少ないものをチョイスです。)

こちらを このすき間部分に取り付けてあげることにより どんなもんだろう!?と

   

これで ドア内部への水の浸入を 以前よりは防ぐことができます。

この作業をすることで ドア内部の部品(スピーカーやドア開閉機構やウィンドウの開閉装置)やドアの内側が水に濡れることなく 湿気が少なくなるので 錆の発生やゴミの進入を防ぐことができます。 よって 長く乗り続けることができるのです。(もしかしたら 高速走行時の余計な空気の進入も防いでくれるので 風切り音も少なくなるのかも・・・)

些細なことであるが 長く乗っていくにあたっては 「気を使って」あげる事も大切なのかな?なんて思ってみたりして・・ 

ただ「修理する」だけでなく 長く乗れるお手伝いをする ことも私達の仕事の一つかと・・・最近しみじみと感じます。。

ちょっとした「なぜ!?」「どうして!?」が 思っていたより大切な部分であったりして・・・そんな お客様の「なぜ?」「どうして?」にも お答えできる仕事ができれば と日々勉強の毎日です。。