社長Yさんが 肩を落として来店

わたし「どしたの??」

Y氏「いや~本当に参ったよ・・」

Y氏「ウチの会社に来て一年が経過し「そろそろ仕事に責任を持たせて」と思って仕事を任せたが その仕事の8割がクレームで戻ってきた」

と・・・

わたし「それゃそうでしょ」

Y氏「彼らに任せたのに!!」

わたし「それゃダメでしょ」

Y氏「ハトリさんが思ってる程 難しい事をやらせた訳じゃない 基本的なミスでクレームになって戻ってきた」

わたし「そうでしょ~ね~」

Y氏「仕事の出来具合が・・・とかじゃなくて 仕事に対する姿勢がまず なってない」

わたし「それを どうしたいの??」

Y氏「もっと「仕事」をするにあたり 基本的な人間的な常識を持ってもらい「仕事って楽しい」と 思ってもらいたい」

わたし「・・・無理」

Y氏は その後も仕事について 熱く語るが・・・ 

わたし「いやいや・・・ それゃ 社長 経営者としての考え方だから それを 社員さんに 押し付けるのは無理だよ」

Y氏「今日社員にそれを言っているのを 他の業者さんが来ている時に聞かれ 同じこと言われた」

と・・・

結局 仕事に熱い情熱を持つ 社長が 社員さんにもその情熱を伝えようとしたものの・・・ 上手く伝わらない・・・ らしいが・・・

Y氏 「社員に オレ言ったんだ「朝早く来て仕事をしていれば そういう姿勢は会社でも 考慮はするし それがお給料のプラスにもなるから 一生懸命仕事しようよ」と 言ったところ 二日間位は 朝早く仕事に来た・・・ が その後は 朝来ても スマホで「ポケモン」やってるし・・・ポケモンなんかより 仕事して お金をGetした方がいいだろう」

わたし「いやいや・・・ 社長 ポケモンは面白いよ やっちゃいけないのか??」

Y氏「アンタはやるのはいいが 見習いはやる身分じゃないだろう」

わたし「それは違う」

Y氏「わかってもらえないのかな~」

わたし「それゃ無理でしょう Y社長が ポケモンやらないのと同じ位に彼らに 社長の言う「仕事という楽しさ」は伝わらないでしょう」

Y氏「いや・・・オレは違うと思う そこは」

 

と いうことで 経営者と 社員間での「考え方の違い」に 疲れていた Y社長

べつに 私は ポケモン好きじゃない(今や上手くログインできずに できてないし) が  できる限り いろいろなところに視野を広げ 「経験」することは大切であろう 面白いのかつまらないのかはわからないが 「やってみて」と「やらない」のは大きな違いかと・・・

社員と経営者に 大きな壁ができるのは 「考え方の違い」が大きいかと

「あともう少し頑張れば」と 経営者

「いや もう限界」と 社員

「ここで頑張れば」と 経営者

「これ以上 やっても」と 社員

結果 そのヤマを乗り越えれば 経営者になってしまうだろう  また 同じことをY社長も 他の人に言われたらしい・・・

人間 趣味思考は 人それぞれに違うが  どちらも それに合わせることはないが 各自 限界値 というものはちがうので お互いのその立場を理解できれば 上手くいくのでは ないだろうか??

だから私は Y社長に言った

わたし「仕事で「わからない事があったら何でも聞いてね」って 言って わからない事があっても 聞いてこないでしょ??」

Yさん「そうなんだよ 聞いてこないんだよ わからないのに」

わたし「それね 「わからない事があったら」って いってるじゃない?? その「わからない事」自体がわからないのよ  だから 何が分からないのかもわからない   話は違うが 早い話 お昼休みに私が社長のところに「お昼休みランニングしようよ」って誘いに行く位にわからないこと  走るの好きな人であれば嬉しいが そうでない人からしたら 何で そんなお昼休み しかも暑い最中走るの?って・・・ わかりやすいでしょ」

わたし「じゃ~社長を誘いに行くよ」

Y氏「いやいや・・・ わかりやすい」

と いうことで  社長が早朝マラソンや お昼休みにランニング始めれば 社員さんも 早朝出勤 するかもね!! 

 

 

ということで 今朝もいってみましょう!!

 

 

 

いつものメールお問い合わせ

新規お客様 っていうか・・・ 住所を見ると

「愛知県豊明市」と・・・

「何かの間違いだろう」と 思い 簡単に回答し返信メール

すると すぐに返信が

「最短で予約をしたい」

と・・・

マジですか?

って いうより なぜに??

で お客様曰く

「リース車両で 完璧を求めていない 今現状より良くなればよい」

「他店で見積もりをしたら 7万円弱と言われた」

と・・・

で 予定を組んでいただき 入庫

本当に 愛知県から来られたのですね

「地元に こんな風にして修理してくれる工事が無かった」と・・・

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今回の凹は 難儀かと・・・

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実はこのプリウス 今回のこの 事故で 右リヤフレーム部が かなり大きなダメージを受けている・・

 

とにかく 修理できる限りを目指し

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バンパーを戻しても ボディに上手く収まらない・・・  なんとかできる限りで復元し 

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この後 最終成形をして キズ部をタッチペイントをする。

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「価格はもとより この技術は もっと 皆に知ってもらうべきであろう」と お客様  ありがとうございます。

確かにこの修理って 修理過程の途中であり 言ってみれば 中途半端な修理

だが それを求めるお客様  

プリウスは ちょっとぶつけると 画像の様に凹むクルマ

考えてみてください プリウス以外に バンパーの修理って少ないじゃないですか?? その多くはバンパーが切れてしまったり 凹が大きくなりすぎて 修正不可となるケースが多いのです。

クルマの構造に合わせた修理 それが お客様の思想とマッチしたので こうして 沢山のお客様にご来店頂けるものかと・・・ 価格が安い とか 高いではありませんよね。。

ちなみに こちらの修理で2万円に消費税です。 それでも 愛知から来る価値はあると お客様にお喜びいただきました

 

 

ありがとうございます。。