おはようございます

すっかり忘れておりました

2012年の10月から

「毎日(実行されてませんが)ブログを更新しよう」

を実施してから・・・6年目に入りました。

というのも「とりあえず5年頑張ってみよう」と始めたからです。

正直「長かった」です。

毎日の話題を考えUPすること  でも 毎日更新ではありませんでしたね 途中で穴をあけたときもありましたから。

続けていくと じわりじわりとお客様が増えてきたこと が 数年を超えると実感でき 今や 新規問い合わせにいたっては 週に5~10件位(実際のご来店は少ないですがね)になるまで お客様がこのWebを見て「問い合わせてみよう」という気にさせるWebになってきたのか?と・・・。

そんな時に 昨日「話題にしよう」と思っていたのが

DSCN0957

DSCN0956

自動車修理業界のこれからのお客様の確保について書いてあります

これを 当社なりに解いてみましょう

DSCN0958

顧客の動きや

DSCN0959  DSCN0961

サービス業の基本が書かれております

 

ここからは 私の一方的な考え

DSCN0960

クルマの素人は 我々の様な工場には来ません。。マニア向けの工場だからとかではなく そもそも クルマの鈑金塗装というカテゴリがあることですらまだまだ認識されていないんですから・・・(まぁ それを「わかりやすくして集客を っていうのはわかりますよ)

例えば 私が「スーツ」を作るとしましょう  私がスーツを着るのは 年に何回ある? 普段スーツに関するセンスが無い私がいきなり 「テーラー」に行きますか??  正直テーラーで仕立ててもらえれば素敵なスーツができるでしょう ですが スーツにわからない人がテーラーに行きますか? ほとんどの人は行きませんよね??(でも わからないからこそ テーラーで仕立ててもらうのも一つの手でもあるとも思いますが) いろいろとスーツを着て「こだわりの一着」が欲しくなったからこそテーラーに行きますよね。

それと同じで どうしても 顧客が欲しければ 敷居を下げて顧客確保に臨めば良いですが 問題は 次・・・

DSCN0962

「「女性客を増やすには」」

DSCN0963

↑これが 最大のポイントです。

DSCN0964

書いてある通り「財布のヒモは奥様が握っている」のです。。

DSCN0965

女性客の確保について書いてありますが・・・

私の経験上

自動車メーカーのディーラー(以下Dラー)販売店さんを相手に 我々個人工場が 女性客の確保に挑むには 難しい 事を身を持って感じます。

工場をキレイにとか 女性ウケする明るいフロントを とありますが  お客様がご来店入庫するまでの流れとして

1.見積りをDラーから始まり 我々の様な一般工場にも問い合わせる

2.価格やお店の雰囲気で検討する

3.入庫

となりますが・・・

我々の所に修理依頼をしてきて「お宅にお願いしたい」とご主人はゴキゲンで帰るものの・・・ 家に帰り「奥様と検討した結果Dラーに決まった」と ご主人から後日連絡

と・・・

いわゆる メーカーさんは デパートやショッピングモールみたいなアミューズメントパークです。。

やはりDラーの雰囲気・安心感・には我々かないません 最近はそれに加え 身だしなみの整ったカッコイイ営業さんだったりすれば なお更ですよね。。(現に 太ったらダメと言われ 身だしなみ 鼻毛一本・胸に刺さるボールペンの数 タバコの臭い までも朝礼で言われると営業さん言ってました)

それを目指そうと・・・ いやいや 。。。

あとは 圧倒的に他社を引き離す激安で攻めるしかありませんよね。 価格競争で勝てば 女性客は確保できます ですが 価格でご来店されたお客様は 価格で他店へと簡単に動きます。 価格競争の現代 価格では我々勝てません  正直 仕事がない工場さんだったら 一日暇しているのであれば 原価ギリギリでも仕事があればありがたいのです それを相手には戦えないのです。

それに加え「無料代車」の用意であったり その代車もちょっとボロいと「代車交換してくれる??」「代車がボロいから早く直して」とか 余計な事が増え お客様にも 不愉快な気持ちにさせてしまいます。もちろん「納車引き取り」もサービスで動かないといけません。

そうしないと 女性からは支持されることは少なく・・・

そんな女性をDラーさんが接客すると??

・価格は高くとも「メーカーさんだから」という安心感がある

・修理時に借りた代車が新車の試乗車だったりすると「このクルマ良い 買い替える??」とか 次につながる

そんな つながりが信頼となり長いお付き合いになるんですね

修理より クルマの乗り換え時には 奥様のハートをがっちりつかんでいないといけませんからね。

 

と いうことで この手の改革は我々にとっては とても高いハードルなのです。

だからと 何もしない訳ではない

当社にも 女性のお客様で いつもご利用して頂いているお客様は多いです。 昨日もオイル交換でご来店のプジョーのT様であったり・・・ と

それは 「正直に商売をする」ことかと・・・

このブログをみて ご来店頂く 女性のお客様も多い

そんな際 聞いてみます

「なぜ 当社を??」と・・・

そうすると お客様は教えてくれます。

・価格なのか?・安心なのか?・社長がかっこいいから??(ウソです一度も言われたことありません)・なんとなくなのか??

それを 知りたければ 経営者皆さん

「ブログやSNSを使って 毎日書いてみましょう」

何かが見えてきます。。

トータルして 「・なんとなく」で 入庫するお客様が多いのです 現実   そこから次へとつなげるのが 企業努力 そして 強い絆が お客様と構築されていくのです。。

 

と かっこいいこと書いてますが 現状は そんな 簡単なものではありません

 

これに甘んじず 6年目のブログもどうぞご贔屓の程 よろしくおねがいします。

 

では。。