先週~昨日の一週間 いろいろと緊張の連続の毎日。。

お預かりさせていただいているお客様のクルマ 一台一台はもちろん世界に一台のクルマですが

 

   

こちらの アウディ このバージョンは日本に5台だそう・・ 色違いで15台だそうで・・・ 背筋が伸びます!!

 

クルマだけじゃありません バイク部門も黙っちゃいませんよ

 

↑「イノウエのロケットカウル」のお客様の作業  こちらのこの部品 今は廃盤で この商品も かなりの年月が経過しているもので FRPそのものの経年劣化も進んでおり 塗装も大変でしたが 先週末 お客様の元に無事に納品となりました いつもブログを見て頂いている との事で 本当にありがとうございます このカウルの話題も近日中に(といっても緊張感にか 画像が少なく・・)

ということで このパーツも 何かあったらどうにもならない一品モノ。。。緊張です。

 

んで もって 昨日

先日の「三角ガラス」の1966’ビートル ガラスに続き 「バンパーも見て欲しい」とのことで初めての車入庫

こちらは シングルナンバー「横浜5」 ナンバーにモザイク入れなくてもよい程に ナンバーも色がぬけてしまってます。。

いやはや・・この手のクルマは オーナーから手が離れると 気分を損ねてしまう車体が多く 触るのにもデリケートに それこそ クルマに話しかけてあげながら 作業しないと クルマがへそを曲げてしまうので 緊張です。。。(よって昨日の午前中作業しに来たKさん あまりお話できずにすみませんでした)

なんだか 最近 この様なクルマが続々と入庫しております それだけ クルマに乗る人が「こだわり派」な人が多くなったのかな?なんて でも うれしいことです そんな 子供の様に可愛いわが子を 長い付き合いもない私共の工場に持ち込んでいただいて ご依頼頂ける「信用」をお客様から頂けていること

少なからず 初めて入庫するクルマ好きなお客様であれば こう思うはず 「羽鳥板金にお願いしようとは思うものの・・・自分の大切な車 どの様に扱われるのかな!?大丈夫かな?オレのクルマ(部品)どの様に仕上げたいか工場の人分かってくれてるかな?作業終わってきたら メチャクチャなことになってないかな?」って 自分だったら そんな妄想を 考えに考えてしまいそうな気がします それだけに大切な一台なんだと・・・思っております。

以前 私は若い頃 お客様にこういわれた事があります「プロならプロらしくしろよ!出来るのか出来ないのか!!俺はクルマが直っていればそれでいいんだよ オマエの理屈なんて聞きたくない!!ただ俺はお宅でこの仕事が出来るなら預ける 出来ないなら預けない ただそれだけなんだよ 殿様商売してるんじゃない!!」と・・・ 

いや~本当に凹みましたよ・・・でも その時に「できない」とは言えずに・・・本当に心を痛めました 同時にお客様も「コイツに言っても全然伝わらないしなんかムカツク」とか思わせてしまったのだろうと・・・その時の妄想は未だに思い出すと妄想を巡りますわ。

今であれば 間違いなく「ごめんなさい お客様のご希望には沿う仕事は私 絶対にできません ごめんなさい」と言える気がします。。。なぜ!?って それは「私共を信用して頂けていないお客様」だからなのです  それに対し120%いや200%の仕事しても絶対にご納得して頂けないと 私は思っております。。 修理するのは クルマという「物体」ではあるものの 最後はお客様と当社の「心」が通いあわないと 修理は完成しないのだな・・・と 最近思う40歳なのでありました。。

最近良く お客様から こう言われます「修理をお願いするのに こんなに こちら側の話を聞いてくれたのは初めてです いままで「ハイ はい」と軽く流されてしまっていて・・・」と 聞くのですが・・・  だって 聞かなきゃ分からないじゃないですかね~「腹が痛いのか」「頭が痛いのか」 クルマだって生きているのです 私より お客様のその1台のクルマの「心」を知っているのはお客様なのです それを「ハイはい」と軽く流せませんし・・・

 

そんなことで いろいろな妄想で始まった 月曜日 今週も 頑張って いきます!!

では。。