この三連休 もみじ狩りに出かけた方も多いのでは??いいなぁ~私も行きたい・・・最近 ふと思うのです 木々や葉の色が変わるこの季節 自然は冬支度を誰から言われるわけでもなく 空気や太陽から感じ取り 秋を迎えそして冬を迎える準備をし~と 自然って偉大だと・・・ 山の中で木漏れ日から見える紅葉をみると 「人間なんてなんてちっぽけなもんか」と思ってしまったり「自分達は生きている」のではなく「生かされてこの世にいるんだ」とか「全てのなりゆきはすべて理由がある 今日この場に自分がいるのも何か人生にとっての「学び」 目の前に居る「好きな人・嫌いな人」全て学びなのだな 「人を蹴飛ばせば 後に自分が蹴飛ばされる」因果応報 などなど・・  生まれてから80年なんて この世の「ちょっと」の時間なんだな・・・なんて 地球だけではなく宇宙にでも飛んでいきそうな 妄想を今日も考えるのでありました。。いけない なんだか 深いお話に・・・ (宗教団体のブログではございません街の板金屋の妄想です)) 

さて・・・ 紅葉の妄想をしながら 今日も楽しい話題を。。。 皆様には作業をお待たせしてすみませんね。。

↑ これからは 取り外しの順番と作業が交差します

まずは

↑ドア開口部の錆のクラック

↑穴です これはいたし方ありません というより ボディの程度からいって 良い方かもしれません

↑後部の錆部分も削ります 以前補修がなされていた様子です が その際も そんなに大掛かりに作業していないからか・・・ 錆の進行が酷くありません

ここからが 作業者の個々の「こだわり」なのですが レストア=錆を完全に除去してクルマを再生させる  のですが それには やはり費用がかかります 「それ以外に何とか延命治療する方法はないのか?」と良く聞かれます。

「いや あります」と私は言います  それは ボディを痛めずに 再生する方法なのです まあ その辺りにつきましては 本当に修理をお考えのお客様とお話させて頂きますね。。

↑錆の処理も 目処がついたところで 次は リヤガラスの脱着

↑お客様のご希望で外して作業

↑裏側から~ゴムをめくって~

と 今回の様な ゴムタイプのガラスは 私共でも脱着できるのですが 貼り付けタイプのものはできません 貼り付けに関しては 専門業者さんがベストです。やればできますが・・・イタリアンのコックさんが日本食を作る!?みたいな感じですかね いってみれば・・・ でもそれも面白いかも・・・(リスクはありそうですが)でも やっぱり 「餅屋は餅屋」ですかね。。

↑ 外れました ここからも割らない様に気を使います

↑もちろん 前回の塗装時にウエザーストリップを外していなかったので 塗装の段差は大です。。

ガラスを外してしまうと  室内にゴミが入りますので その外すタイミングは 錆とリなど大きな作業の時には作業段取りにあわせ進めるのです。。「段取り8割」。。

↑ガラス脱着に使ったツール ガラスはデリケート 荒く扱うとすぐに割れますので 使う工具もソフトなものを・・・

ドライバーばBPボーマン  その昔は「ガラス脱着用の角が立っていないマイナスドライバーを「こしらえて」使ったものですが・・このPBボーマンのドライバは

いわゆる 普通の「マイナスドライバー」なのですが 最初っから 角部は丸くなっており 非常にやわらかい 使い心地なのです よってガラス作業にも 私は(私はですよ)使っております

ところで この「マイナスドライバー」 いつも思うのですが 「本来の使い方をしてるメカニックは何人いるのか!?」と・・・ これはまた ゆっくりとお話しますね。。

↑あとは この「ヘラ」ですね 先日「バラバラ」になったのと同型のもの こちらは 柔らかい材質の為に 部品にキズが付く事なく キズがつくときには このヘラが犠牲になってくれる というすぐれもの(まぁ柔らかい材質だから ただそれだけですけどね) よって 先日のユーノスロードスターのトランクの位置決めにも使われたのであります。

 

なんて 少しずつ 少しずつ 作業は進むのであります。

と 毎日 今日はどこまで 書こうかな~  これじゃ少ないかな~ なんて思いながら書いていると なんだかんだで長文に・・・ゆっくりと お付き合いくださいね。。