先日 一本の電話から

お客様「 外車なのだが ブログであったプリウスの様に バンパーの凹みを直して欲しい」

とのお問い合わせ

わたし「正直お車見てみないとなんともいえませんが・・・」

お客様「わずかな歪みなのだが・・・」

わたし「では 無理かと思います」

なんてやり取りで・・・いろいろ聞いてみると

お客様「わたし 自動車業界で 仕事をしているのですが「ウレタンバンパーを修理する」という業者さんが 居なく ほとんどは「交換」と言われてしまい 今回 ダメ元で 作業をしてみてくれないか」

と・・・

わたし「では 一度ご来店ください」

ということで 日を改めて ご来店

ご来店頂いたクルマはなんとも「高級カブリオレ」なクルマ。。。

 

実際に現車を見てみると お客様がおっしゃる通り 本当にわずかな凹み

 

お客様曰く「ちょっとバンパーの付属品を外せば手が入るって聞いたから それでお願いしたい」

ということで 日程を決めていただき・・・

昨日 ご入庫

わたし「この歪み 正直 直ると思わないでください やるだけの事はやってみますが」

お客様「その過程を見てみたい 他店では 断られるばかりなので・・・」

と・・・

わたし「確かに高級車でのリペア方法としては 「無し」な方法ですから・・・」

と 念を押して ご理解いただき作業開始

 

当初予定していた バンパー裏面から 手が入る予定が 入らずに・・・

困難を極めましたが・・・表面から とにかく熱を加え 戻るかぎり 戻しまして その工程をお客様にご説明しながら・・・

最終的には 修復前よりは良くなりましたが・・・  でも お客様もその修理方法をご確認いただいて 無事に修理終了。

 

ここで この修理方法を 公表するのって 「手の内を明かす」かの様ですが・・・ 私的にはそれはそれでよい と思います。

それ以前に お客様にその旨を理解していただくからこそ成せる技であり 修理技術は お客様との接客~始まり 納車までの 作業の一部と わたしは考えます これが 特許とかであれば別ですが・・・  昔でしたら わたし この作業の内容を 上手くお客様に説明できませんでしたもん きっと。 それで作業をして お客様から「こんなのじゃ・・・」って言われてることでしょう。

お客様と 実際に接しあい 作業スタッフが作業をして その内容を説明 お客様にご理解いただいて 初めて「作業」となるわけでして・・・

今週末は やはり プリウスのお客様(新規)で  千葉からご来店 とのこと。。 遠方から 本当にありがたいご依頼です 精一杯 修理させていただきますから!!

 

 

話はかわりますが・・・ 

最近の悩みの種は・・・

↑送られてきた ドアガラス

↑この形で「ピン」ときた人は 相当の通です。

↑ はい!? わかりましたかぁ~

そうなんです   未だに人気の「ユーノスロードスター」のドアガラス

そのドアガラスに付いている この茶色い「ガイドローラー」が20年以上経過した今 壊れ始めている車種が多く・・・

今お預かりのO様の全塗装車両も ガイドが砕けており・・・

部品を調べると 単体供給がなく・・・

「ガラスASSY」でないと 部品が出ない・・ ガラスは¥15.000-~との事・・・

このガイドローラー一個の為に¥15.000-は痛い・・・

何とかならないものかと・・・現在 いろいろ 苦戦しております

これから ロードスターに乗って行く人々の困らない様に オリジナルで 部品を作ってもらうか!? いや・・ウチはショップじゃないし・・・でも この修理が増えたら・・・部品が無いのは困るし ・・・

O様 とりあえずは O様の分につきましては 確保できましたので!!

ロードスターで ガラスレギュレーターやワイヤーを変えたけど まだガラスが重いの・・・ って人は ここも疑った方がいいかもね!!

 

ということで 本日もありがとうございました 今日も頑張っていきましょう!!

 

 

 

 

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