大変 お待たせしておりました
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錆修理のギャランですが 塗装作業に入り まずは下準備 
ボディの下処理と共に 色の調合もその一つの下準備
今日は 調色について
まず クルマの色 ですが 世の中さまざまなカラーが存在しますが 私共の塗装作業では 全て 色の原色を使い調色によって色を作っていきます。
お客様から良く聞かれるのですが
たとえば
「〜〜のメーカーの色をください」と言って 調合済みの色が出てくるわけではなく パール・メタリック・などの原色(100色以上)から 塗料メーカーさんが出している 調合表を参考に色を作ります。
今回は ホワイトを基準に色を作り上げていきます(このクルマ 年数が経過しすぎていまして 調合データはありません 手作業にてあわせます。
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まず 原色のホワイトです ボディと比較するとその違いがわかりますね まっ白です
これを この原色セットを入れて調合します。
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少しずつ 色を合わせていきます
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ある程度まで色が合ってきましたが 少し明るめの黄色の効きが弱く・・・ 
そこで 原色の黄色を明るいものを使用します 黄色の原色 左側の黄色の方が明るいの わかりますか??
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よい具合に色が現車に合ってきました 
こうして 色合わせは進むのでした。。
尚 コンピューター調色もありますが 白の調合は 手で調合した方が断然に早く 確実に調合できるので 今回は手調合にした次第です。