先日の 土曜日のお昼前後に一本の電話

お客様(以下A)から一本の電話

A「あの~プリウスのバンパーなんですけど ぶつけてしまって大きく凹んでしまった」

私(以下B)「では とりあえず一度拝見を・・・」

A「あの~ブログに書いてある あんな画像の感じですが・・・」

B「わかりました では 修理可能と思われますが できましたら一度・・・」

A「了解です では 本日15時ごろ見せに行きます!」

B「お待ちしております お気をつけてご来店ください」

ということで ご来店

 

↑入庫時の損傷具合。大きく いつも通りの凹み・・

でも 段々と大きくなるへこみに 今回はいかなる結果がでるか!?

B「通常修理となりますと10万円近くかかるでしょう(リヤバンパー交換・リヤパネル板金・テールランプ脱着等々の作業で)

「安く修理」となりますと バンパーの出具合にもよりますが2~3万円じゃないですかね??」

A「了解です 安い方法でチャレンジしてください 今回自分の不注意でぶつけてしまったので・・・安い方法が助かります。」

B「でも 実際に作業してみないと どのレベルまで修復できるかわかりませんが よろしいですか??」「それと 通常交換する部品を修理するという事で その辺りのご理解をいただけますでしょうか?? 正直 わからないレベルまで修復はできますが 修理する私共が「どのレベルまで直るかわからない」なんて言うべき事ではありませんが 通常交換するモノを修理するということですから その辺り 言い訳みたいで非常に申し訳ございませんが ご理解ください」「その分 塗装もしないで 最短なる方法で修理しますので」 

A「全然構いません!理解しました お任せします」

(その お言葉がいただければ もうお任せください!!)

と いうことで 

 

もう 作業内容に関しましては いつもお伝えしてる通り・・・ 説明はいりませんね

・粗だし 

・熱収縮を繰り返し 塑性

・冷却

・熱収縮を繰り返し 塑性

と・・・

で もって おきゃくさまに

B「では~ お預かりさせて頂くのは 来週の月曜日以降で~~」

A「うむ~そうなりますか・・・ 仕事もあるしなぁ~ どうしよう・・・」

と 来週の段取りをお客様が考える 考える・・・・ 非常にお困りの様子・・・につい 私の口から・・

B「う~ん では 早速にやりましょうか?? その代わり 本日はお預かりさせてください」

A「うわ!助かる! では 今置いていきます クルマ」

と・・・ いろいろ 男の事情っていうのがありまして(別にそんなエライ事情ではありません)・・・ この休み中にクルマを修理できれば・・・助かるってことで・・・

おあずかり

こうなりゃ~もう作業は お任せ!

 

↑業者さん必見!ポイントは「溶ける寸前まで暖める」 決して「溶かしてはいけません」(あたりまえですよね 知ってるワイ!っていわれそう・・)

 

↑粗だしに使ったドライバ

 

ここからが 塑性を利用しての加熱 冷却を繰り返す

↑今回は バンパー中心部にあるライン上の辺りに 凹んだときにできた 折れがあるのがわかるでしょうか??

この折れを 手で修正 それに加え「塑性」を利用して

↑熱い・・・

↑とにかく熱い・・・

↑とにかく 普通の常識では この距離で 熱する事は 溶けるギリギリのところ・・・であり ありえないことですが 緩やかな加熱では 歪みが取れないのですので こんな距離で熱を加えるのです とにかく 溶かさないで!!

 

で 完成。。

あとは とにかく画像を見てください。

で 受け渡しの際  いつもの通り ご説明

B「通常 この様な修理方法でお金をいただくということは 私共の業界では「タブー」なこと とされておりますが

当社は お客様の要望が多いので この様に対応させていただいておりますが その辺り 改めて ご理解お願いします。 」

A「えっ!全然OKですよ コレで! この修理方法 「アリ」ですよ!! 最高です」

と 今回も 大変お喜びいただきました。

お帰りの際 ブログへの掲載も 快く ご了解いただきました  ありがとうございます。。

 

 

ということで 日本全国のプリウス一台に「魂」を注入させていただきました。。

本日も 長々とお付き合いいただきまして ありがとうございました。

 

 

 

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