おはようございます

昨日 紹介しました フランスの老舗靴ブランド「Paraboot」が 靴のレストアをして古い靴を再販売する「Paraboot ARCHIVES」を始めると・・・

「パラブーツ アルシーヴ(英語読みでアーカイブス

大手革靴ブランドが 修理のみならず レストア再販売するなんて そんな時代になってきているんですね

クルマも最近 レストア なんて メーカーが力を入れていますが そのハードルは高く なかなかメーカーのレストア依頼にお願いできる人は少ない様だ・・・

よく聞くのが「マツダのレストア企画に応募したら400万円だ500万円だ とか 事前審査で・改造車はダメ・錆びているクルマはダメ とハードルが高すぎる」とか 聞きますが・・・

そりゃそうですよね この靴で考えてみましょう

レストア済みの靴と比較すると新品が¥79.000- レストア済みが¥55.000- レストア済みが約30%位安い

が これは 現在の新品靴の価格だから この靴が新品販売時の当時の定価からしたら このレストア済みの価格の方が高いと思う 多分10年20年前のパラブーツの新品価格を知っている人からすると「今ってこんなに高いの!パラブーツって」と なると思う。。。

そう レストア済みの靴の方が割高なのかもしれない ある意味 エイジングしてある高級靴かもしれない

クルマも同じことだと思う

ユーノスロードスターは当時200万円位のクルマ 今やメーカーのレストアを頼むと400万円位掛かるであろう・・・

オーナーの多くが「当時200万円の新車が400万だよ」って言う声を聞きますが・・・

そりゃそうですよね・・・ 今の時代に古いものをレストアするんですから その位掛かりますよね!?

って このPARABOOT ARCHIVES – Paraboot のレストア企画の商品を見ていて思った。。

ただ・・・ わたしもレストア済みのロードスターを見た事あるのですが・・・ 石飛防止塗装のチッピングの塗り肌は当時のものに合わせて欲しかったな・・・ と思う・・・

レストアとはいえ この靴のレストアではないけれど 守らなければいけない縫い代などは基本を忠実に守りつつ現代に生き返らせる・・・ それがいい

クルマも同じく 今のスパイスを効かせながら 当時の守らなければいけない部分は守る という事 忘れてはいけないかと・・・ 思います。。。(私が言えた義理ではありませんが

 

8万円近くする靴なんて履かないよ 2980円の靴で十分だよ」

という人からしたら不必要な 高額なだけの靴

クルマも同じ 

コストを掛けない=安いクルマに乗ればいい

ただそれだけではないか? 

楽しんだり 所有感を楽しむのであればそれに掛かる費用は致し方ない いや そこに優越感や満足感を求めるんだから そこをケチるのは それを手にする資格はないのでは?なんて思う・・・ それが車を楽しむステータスってってもんじゃないかな?なんて思う 錆びも事故もね すべてを含んでのね・・・

 

勝手なこといってすみません

 

さて いってみましょう

こちらは 当社でいま 行われている アルシーヴ

各部錆で外れません・・・

ひとつひとつ 外して 難所も無事に外れ ここから 一気に進めます

これから 長く乗るお手伝い・・・ 

こちらの作業は 今年入ってから お話しを頂いた案件 すべての足回りを外して作業 錆止め塗装等もするのでリフトの使用時間が長いので準備をする予定を組まなくてはいけなく やっとその時間が来まして・・・ 

お時間掛かり申し訳ございません