新しい一週間に感謝して 今週もよろしくお願いいたします

さて 先週の オデッセイの続編ですが

おおよその 不具合部を特定したところで 

↑この辺が・・・損傷をうけておるとおもわれるのであります。

前回も書きましたが この部分の交換って それなりにいろいろと外すものが多く

親指の辺りに 一本アームを通じワイヤーが通っているのがおわかりでしょうか??

このワイヤーが アームを交換するのに難儀を要するのです(別にそんなに大事ではありませんが これがあるのと無いのとでは違いますのでね 作業が )

この「トレーリングアーム」なる部品を交換するのにいろいろと外さなくてはいけない部品が多く・・・ よって「大変」な作業とされております。でも 今回の事故での損傷部は このトレーリングアームの曲がり と読んだのです。

 

そして 部品の手配

今回は はるばる札幌からの陸輸!?空輸!?で着ました

 

というのも こちらのクルマ 4WD車なんです  

ということは 雪国で使われている車両が多く 中古が流通しているパーツも東北が多いのも事実

ということで 札幌からの部品引き当てとなったのです。

↑届いたリサイクル品をチェックする・・・ 

通常の使用でも錆びるパーツであるが 雪国使用で 錆が多くなっています

本来ならば これで 取り付けて「はい 終了」となりますが  この 「何処の誰が今まで使用していたかわからない」という リサイクル部品 しかも 足回り   ほら 「不安」でしょう・・・・

そんな 出所のわからないパーツをそのままつけては 危険です  ということで 当社では お客様からの許可がいただければ 「・そのリサイクル部品をバラして・点検・清掃・塗装・回転部のハブベアリングという 回転心臓部のベアリングを新品に交換 」という 作業を実施し リサイクル部品であっても「安心」して乗っていただける様に オーバーホールをするのです。

ということで 足回りのO/H(オーバーホール)といきます。

↑まずは ナックルアームとトレーリングアームを分離させ

↑こんなん のを使って

↑「知恵の輪!?ブロック!?」状態です とにかく考えて・・・

考えて固定して 考えて~

汎用の「ベアリング脱着工具」なので その使い方は無限大 よってセット方法も考える・・・

そして ベアリングを押し出す感じで 

バンッ! っと 外れました。。。

ということで 部品構成はといいますと・・・ 

↑・トレーリングアーム

↑・ナックルアーム

↑・ブレーキバックプレート

↑・ハブ

↑・ハブベアリング

と・・・クルマが走るのに 絶対的な 回転部分の心臓部でもあるのです ただの 足回りが 数十点の部品にバラバラにされていきます

 

ということで この後 外された部品は・清掃 塗装 その後に新しいベアリングを組込み 組み付けとなっていきます。

この作業の最中 「この部分の損傷とは思われるものの・・・全て部品を交換してしまえば楽なんだがな~」と・・・常に 不安がよぎる修理ではあるものの・・・「ここしかない」と断定はしていたのだが・・・ やはり 車体に取り付いて確実性が見えるまでは 不安なものであります。 よって テンぱっていた私は 撮影を忘れ・・・

 

ということで 明日をお楽しみに!!

本日も お付き合い ありがとうございました。