フレーム修正をしては 寸法を取り また引いて 寸法を・・・ とを 繰り返し繰り返し・・・

具合のいい数値までフレームを引き出し・・・ って 作業をしていたら グニャグニャに変形していたフレームが結構直ってきてしまいました

ですが 強度的にNGなので  フレームを交換する作業を すーさんにお願いしました。

「はいはい!この通りに交換ね 」

と・・・

気が付けば 車体・部品取りのフレームと ・・・ フレームは外されておりました(さすが!)

↑上が曲がりのないもの(赤色黒のフレーム) 下が事故車のもの(白と黒のもの) 分かりにくいですが。。。

  

人間で言えば「大腿骨」的なものでしょうかね・・・

このフレームにエンジンが載り 足周りが固定され・・・と かなり重要部でもあります。

 

こうして フレームは 交換されていきます。。。

ここで 心配となるのが 修理後の「強度」

よくありがちなのですが 「修理する際に 強度を上げる為に 補強に補強を加え 修理します」と・・・

これ 私個人的には 好きではありません

「なぜ!?」って

強度は出て良いのですが・・・ 強度が出ている周りはどうなります?? ある一部が強くなったことで その隣や その他に そこの強度で逃げた力が逃げるのです それを追いかけて ボディ補強をするのであれば良いのですが 今回の様な事故車の場合 とにかく 一度ナチュラルな状態に復元して 後に補強(サーキットを走るから)するのであれば 後から作業したほうが 良いのでは?と考えます。無論 ごくごく普通に乗られるお客様には「補強」はお勧めしておりません。 強くすれば良い ってもんでもないですからね。 モノコックボデーは ボデー全体で衝撃を吸収する構造ですからね。。

まぁ 人間で言うと プロテイン飲んで 筋肉付けて~ と  それを ライフスタイルにしている人なら 具合いいですが 普通に生活している人に プロテインは必要じゃありませんよね?? それですわ。。