昨日の

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96’キャデラック フリーウッドのハイドロ付 四輪アライメント測定 

わたしも「どうなることか??」と思いましたが 車両の程度がよかったのもあり 思っていたほどに手間がかからず きちんと四輪アライメント測定調整ができました。

ただ・・・ 走行時の車高では アライメントが測定できないので 車高を上げた状態でアライメント測定調整 後に 実際に試乗してもらうも ステアリングの位置が決まらない・・・ 測定前に指摘させて頂いたタイロッド関係のガタもあるので その辺も改めて部品交換をして また調整させていただくことで ご理解いただき納車となったわけですが・・・ そもそも車高を瞬時に変えられるのが非常にマズいのである アライメントが狂うからである・・・ 

が いままでの狂っていたデータより数段よくなっているのである  これで後日 部品交換することにより 交換前にアライメントを測定し 今の現状を把握して次に調整してあげれば 更にこのクルマの癖も掴めて 良くなるはず  お客様が私共にお付き合いいただけるのであれば 私共は最善を尽くします。。

と いうことで 昨日は 終了したのでしたが 

アライメント測定が終わり リフトから この車を出している時 取引業者さんA氏が

「アメ車! この車何したんです?? このスペースから出てくる車ってことは・・・あの アライメント!?」

わたし「はい」

A氏「測定できるんです??」

わたし「別に センサーさえつけばできますよ」

A氏「ほ~すごいなぁ~」

と・・・

リフトから出たキャデラックは いつもの車高にするためにハイドロが動く「ギュィ!」っと

わたし「だって 車高の上下はあるけど 車だからね・・・」

A氏「へぇ~ すごいなぁ~」

わたし「  ただ あういうのは「やりたがらない」業者さんが多いだけですよ」

A氏「ほ~ すごいなぁ~」

わたし「いやいや・・・我々は ただ 正規の位置にタイヤをセッティングしただけ 何も 作り出しているわけではないし」

「ウチの様な「鈑金塗装」の仕事なんて ましてやだよ クルマを直すのに「自分のこだわり」なんていらないんだよ 「元に戻せばいい」 だたそれだけ」

「鈑金だって「事故する前の形に戻せばいいだけでしょ?」「塗装だって 同じ色を塗ればいい」 ただそれだけ・・・でしょ? それを 職人のこだわりだかで ウンチク並べて こねくり回しているだけ」

「今やデータだって豊富な時代なんだからそれを十二分に利用して作業すれば素人だってできる仕事  いや 逆に素人の方が 素直に取り入れるから 良い仕事ができるかもしれない・・・」

A氏「ほ~ テレビに出てきそうな ご意見」 

わたし「まぁ いつTVに出てもいいようにはしているが(笑」

そんな冗談をいいながらも

わたし「「だって そうでしょ 事故車を直すって・・・  ぶつかって凹んだくるまが ただ「元に戻るだけ」それ以上プラスになるカスタムでもしない限りは 私達の仕事は 事故というマイナスを 現状のゼロの状態に戻すのがメインの仕事 ただそれだけ それ以外は 職人のエゴであったり 自分のやりたい様に仕事しているだけ  極端にいえば「虫」の様に働いて作業することも大切 もちろん心を込めてとかは大切でしょうがね」

A氏「語りますねぇ~~」

わたし「だって そうでしょ?? 極端な言い方したらそうだと思うよ 」

A氏「確かに・・・」

わたし「今や その道のプロに聞けば 鈑金のことにしても 塗装のことにしても 全て数字や書面に出てくる時代 それをうまく取り入れて 作業すればいい   無駄に ヘンテコな知識を駆使してもいいことはないし 自己満足にしかならない」

A氏「ほ~」

確かに その昔は コンピューターもなければ情報も少ない そんな中「考え 作業をし 行動し 生み出す」修理は多かったと思う が 今はそうでない 「全てマニュアルに基づいて または それに従わないと上手にできない様になっている」 まさに「虫の精神」で作業をしないと上手くいかないところがあるのは 事実だ。。 

私自身にも言えること「その時代に合わせたスマートな生き方」 これ 大切かと・・・切に思います。

実際 その昔 わたし言われたことがあります若い時 お客様に「いわれた通り作業すればいいんだよ オマエの言い訳なんてききたくない」とお客様にいわれたことがある。。。 それから わたしは あるところを堺に上記に書いた様 仕事に壁を設ける様にしたのである。「事故というマイナスを 復元するということでゼロにする  余計にプラスにすることはない それは ある意味わたしのエゴでしかないのかもしれない」 と・・・

ということで 「こだわりを持たないことが 最大のこだわり修理」 が私のモットーであり 当社の修理に対するモットーかもしれません。

その代わり「おまかせ」頂ければ 変態パワー炸裂で 修理させていただきますので 「変態鈑金塗装」をご希望のお客様は 「変態でお願い」と ご指示くださいね。。(ここの「変態」は アブナイ人ではありませんので・・・)

今日の変態画像 

お昼休みのポールの散歩時 鶴見川沿いに咲く コスモスか!?

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風が強くて・・・ 上手く撮れず・・・

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でも 空がキレイだから諦めず・・・

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 うむ~ 茎が折れてるし イマイチだが・・・ 

葉の色 空の色 雲の色 風の匂い・・・ 秋だねぇ~ この季節 気持ちいい~