おはようございます。

さて いよいよ2017年 お盆休み明け 始まります。

バタバタの休み明けとなるか?落ち着いたスタートとなるか? ここが結構肝心でしてですね・・・

でも お蔭さまで 休み明け早々にご予約等を沢山頂いておりまして ありがとうございます。

一つ一つ 精進していきますので ご贔屓の程 よろしくお願いします

 

さて・・・ この休みはどうだったのか? 普段から「休め」と皆様から叱られている私ですが お蔭さまで なんだかんだで 休んだ気がしました。11日~13日はお客様のお引き渡しや作業があり 14・15日はご先祖へのあいさつ そして16日はお客様の車のお預かり そしてほぼ連日夜は お客様に誘われたり 声を掛けて頂き ご飯に出掛けていた 充実した連休でありました。。

十二分に充電をしました 本日からそれを 放電していきますので どうぞよろしくお願いします。。

 

と いうことで 仕事の話題も真剣に書かないと お客様に「最近つまんねぇ~な」って言われそうなので・・・

本日は「車検を取る為に メーターパネルのSRSの警告灯を消そう」の巻

SRSとは エアバックのことで ハンドルの真ん中に付いている 事故の時に爆発する「アレ」です。

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そのSRSが「正常に動きませんよ」という警告が

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こうして点灯したままなのです

現代は これでは車検に合格しませんので 修理です。

スーパーコンピューターを接続して調べると「ケーブルワイヤーの断線」と診断されます

これは 「ハンドル~エアバック間の配線が切れている」という意味を指します

よくあるトラブルの一つですが・・ その多くが

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こうしてハンドルを外した時に ダメにしてしまうケースが多々・・・

それは この部分の構造を理解しておらずに「バラして組み付ける」ことにより 壊してしまうんですね。

 

では 実際の作業を進めていきながら その全貌をお見せしましょう。

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↑まずは エアバックを外します。気を付けてくださいよ 取り扱いには・・・

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↑黄色いカプラーが見えますが エアバック関連の配線は黄色だったりしますね「むやみに外すな」って

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↑注意書みたいのがあり 仰々しいですね・・・ それだけに取り扱い危険 なのかもしれませんね。

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↑エアバックをはずした ハンドル。 この時ハンドルはセンターに固定する これは後々 ハンドルのセンターを確実に覚えておくため

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↑そして ハンドルを抜く。。。

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慎重にハンドルを抜きます

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ここからがポイント

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↑コレ!!が肝心

今回この「ケーブルリール」と呼ばれる部品が不良と思われますので まずこれを交換します。

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↑ね いろいろ書いてあるでしょ「むやみに回すな」とか「2.5回転戻したところが中心」とか

で 外します。

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ハンドル周りを外し

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外す・・・

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↑外れた↓

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付随部品が無くなった ハンドル周り。

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↑新品部品(下) と今まで付いていた部品(上)

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↑新品部品には「空転を防止」するために プラスチックの固定プレート組み込まれている

それだけに この部分はシビヤなのである 取り付けを間違えると 一瞬で壊れるからである

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↑この黄色い棒が 固定用の「ロック」なのである。

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↑ で このケーブルリールの中には 長い配線がグルグル巻きにしてあり ハンドルを回すと同時に 同じ回転数 グルグルと配線が伸びたりちじんだりしているのである。 よって その取り付けも 配線の中心にハンドルの中心が来ないと 配線が足らなくなり「ブチッ!」っと いとも簡単に配線が切れてしまうから 取り付け注意なのである。

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↑注意ですね。。

まさか そんな 単純な構造とは思わず 適当にグルグル回して取り付けたりしてしまうと 壊してしまうんですね。。。(もちろん経年劣化で断線し壊れるものもありますがね)

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↑ハンドルに突起部が刺さり 同回転する仕組みでして・・・

そこを 理解し 慎重に 組み付けてですね・・・

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最後は スーパーコンピューターでですね リセットをし

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完成!!

無事に車検も合格して 代車として活躍中です。。。

 

ということでですね・・・ 最近 メーターに警告ランプが点灯したままでは 車検に合格しませんので ご注意くださいね。

(このブログでは 作業をご自分で進める 方法をお教えしている訳ではありません 真似されて 壊しても 当社は保証できません ご注意ください 私は こんなにクルマは精密なのよ ということをお伝えしたく ご紹介させていただいているのです ご理解の程 よろしくお願いします)

 

と 久しぶりに真面目に書いてみました。。。