今回 このクルマの一番の大仕事  それが

「以前自家塗装されてしまった塗装面の面ならし」です 

これは この話題を書き始めた時からしつこい位に言っていることで それだけに私としても正直 正直・・気が重い作業  それに この後 塗装の作業に入った際に この塗られていた塗装面と ウチの塗装の相性が悪かったら もう手がつけられません その際は 総剥離作業となるから この作業は本当に慎重になのです。 「塗装面 全て剥離剤を使用して剥離しましょう」といってしまえば楽な話 ですが 予算もありますので・・・ そこは クルマと話をしながら作業をしてあげようかと・・・

 

聞けば「野外で 全塗装した」との事で 塗装面はバサバサ 触ると「ザラザラ・・・」と音がする程に塗装面が荒れており 人間でいえば 「酷い肌荒れ」状態 

このベースを研磨して 平面を出さないことには いくら上に良い塗装を重ねてもキレイにはなりません

正に「塗装面ベースを正す」のが今日の作業

↑まず いつもの機械「ダブルアクションサンダー」で屋根から均等に研磨をするも・・・ うむ・・・塗装面が硬い・・

 

↑左オービタルサンダー 中央・ギヤアクションサンダー 右・ダブルアクションサンダー という研磨機の数々を 次々に(((企業秘密な機械達ですモノタローで売ってるハズです))

博物館バリの研磨機ストックヤードからもってくる。

↑機械の数々ですが・・・古いのばっかりで・・・ 今はそんなに板金作業も以前に比べれば少ないですからねぇ~

↑でもって ギヤアクションという研磨力の強いサンダーで研磨して面を出した後 所々黒く出ているのは下地です。

 

↑作業途中でもバリバリと塗装が剥がれる・・・ うむ・・・どこまで続くのかこの作業・・・ とにかく剥がれるところは剥がすのです!!

↑ドアも面が荒れております 塗装面を削っていくと こんな年輪みたいに出てくるのです 元々の黒色が出てくるのです それに対し 白がガタガタしている面なので 波みたいな模様がでてくるのです この白黒な部分が凸凹なのです 早い話。。

↑今回の「面出し作業」の 一番分かりやすい部分になりますかねぇ~ボンネット ちょっと実践!!

↑この様に 作業前を右 作業後を左にして~ ここからは画像でお楽しみください

↑FRPの繊維の影響で面取り前の面は ツヤがある部分とツヤの無い部分と・・これ 均等に研磨したのですが こうして凸凹になって出てくるのです この上に塗装すると この凸凹が浮き出てくるのです 塗装が乗ると更に出ます。。

↑この画像が比較的分かりやすいかな?なんて思いますが 私の訴えたいこと わかるかな~ わかんねぇ~だろ~なぁ~(なんて人いましたね。。)

いろんな角度から・・・

よって この 足付け ならぬ ペーパーがけも 塗装面を見ながら進めるのであります。。

 

ここからは このクルマの歴史 ともいえる 塗装歴をごらんください。

元々の色は黒色 黒の時に2~3回の補修 そして現在の白塗装と・・・ 年数が年数だけに そのクルマによって 歴史がありますね。。

今日も 沢山の画像で お送りしました が・・・最近気が付いたのですが このブログを更新するのは自分でして・・・ 自分が作業をしないときには画像が用意できない ってこと・・・ ヤバイ そろそろネタが切れる・・・ 月末は伝票処理に追われ 現場に出れてません うむ 両立は本当に難しい・・・ ブログの更新も 毎日って・・・ もっと簡単なブログに なんて思うも きっとお客さんは気が付くはず「最近ブログ手抜きだべ」って絶対に思われてしまう・・・ 頑張らないといけない!ブログを書いてくれる「作家」さん大募集~~なんてね。。。

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