昨日　午前中に電話

「Web見たんだけど　お宅で修理したのと同じ位の凹み具合なんだけど　いかがなもんでしょう？？」

と　一本の電話。

「とりあえず拝見させていただけないでしょうか？？」とお伝えすると

「じゃ～今日持っていきます」

と　トントン拍子に話が進みまして　お客様がご来店。。

↑　こんな感じで　大きく凹っといっております。。

「う～～～この凹みを出してみたい～～～」と　心の中で叫びたくなる位の「いやらしい凹み方！！」

 

お客様は　ご家族でご来店

修理方法等　一通りご説明させて頂き　

 

ご主人「コレなんですけど　いかがでしょう？」

私「凹みは治りますが　キズは　タッチペンもしくは　修正塗装になります」

奥様「タッチペンだと　目立ちますよね・・・修理後も」

私「塗装した様には　ｷﾚｲにはいきませんね　いわゆる「ハケ塗り」ですからね」

奥様「いや～それじゃ～」

ご主人「いやいやいや！！　つべこべ言わずに　任せとけ！　ｷﾚｲにしてくれるから」

と　修正塗装すると　価格は高くなることを知っているご主人は　「タッチペンでやっといて」と　いうことで　作業開始！

お預かりの際　ご主人は　私共との「やりとり」に非常に慣れていられるのか　全てをお任せして頂ける感じで　預かるこちらも　非常に快く　お預かりさせていただきました

そんな　ご主人の「粋」にお答えすべく　私共の作業　開始です！！

 

修理方法はいつも通り

まずは　極限まで熱します　一番オイシイ温度は「バンパーが溶け出す寸前」

　

とにかく「近すぎるだろ！」って位に　電気熱を加えるのです。

 

そんでもって「え～～～～～～～～～～～～ぃっ！！」

 

と　上部の大きな凹みは出てきました。

今回は　エグい凹みかただったので　心配でしたが　何とか出てきましたが　まだ歪みはありますが　お次は下部分の凹みを。。。

　

「暖める電気近すぎるだろ！？」って位に近いですが　これでないときれいに出てくれないのです。。。

本当に　溶け出す位の熱のかけ具合が一番良いのだから。。。　でも　一つ間違えるとﾊﾞﾝﾊﾟｰが燃えるか　溶けます。。。注意を。。。

この後　角度を変えて　熱を加え続け・・・　自然に戻ろうとする「塑性」の力を利用して（これ　本当に不思議なくらいに歪みが取れるんです）　これ　数多くやってきて学んだんです　人生いつ何時も「学び」ですね～

まぁ　つべこべ　いうよりも　完成をご覧ください。

 

 

↑キズ以外はｷﾚｲに治りましたが　いかがでしょう？？　これで塗装すれば　本当にわからなくなってしまいます。。

 

で　タッチペイントを施し　完成～

いかがでしょうか？？　こんな感じで修正可能です　ちなみに　こちらで￥25.000-也！！（各部脱着等々含）

他の工場さんやディーラーさんには言わないでくださいね　治してもらえないケースの方が多いから・・・　「なぜ”！？」って・・・それはですね　私の予測からすると～「面倒くさいから」だと思うのです。　「交換だよ」と言ってしまえばそれで終わりだからです。　「～～をこうして修理して～ココは完全に直らないかも知れないが～」なんて　めんどくさい話したくないからでしょうね・・それに後々のトラブルの元になる可能性（下請け作業だったりすると）が高いから　皆様（特に職人は）嫌うのだと思います　こういう仕事。。　確かに私も　気持ちよくｷﾚｲに治して作業して　沢山の工賃もらった方が良いですが･･･それだけじゃないじゃないですか　仕事って・・困ってるときには条件付きの修理もあったりしますよそれゃ～　それを「モノサシ」で線を引いた様な仕事じゃ～この時代　生きていけないものかと･･･（それでも生きていくのがやっとですよ～）　ということで　こういう風な作業もお受けさせて頂いているのです。。

 

最後　お時間があったので　洗車・室内掃除機とｴｱｰによるﾎｺﾘ除去・ﾀｲﾔｴｱｰ不足補充と（お客様に伝えるの忘れた・・いかん）作業させて頂き　お客様　お引取りにきていただきました。(格安修理の場合　時間と段取りに応じ洗車できない場合もございます　ごめんなさい）

 

ということで　　お正月休み前

プリウス・・プリウス・・プリウス・・　と・・・　今日　三台の入庫でした。。まさしく「年末のプリウス祭り来たる！！」　です　ありがとうございます。

 

さて　今日も一日がんばりましょう””