板金を終了したボディは 最終成型を迎えます
IMG_5627.jpgサフェーサー塗装で歪みを取ります
この「サフェーサー」というのは 液体パテ の様なもので 錆び止め効果とキズ取りの役目を果たします
このサフェーサーにも 今は種類があり
・厚盛り可能なものから最終仕上げ用のものまで
・ラッカー塗料のものから二液性のもの 各部材専用のバンパー樹脂専用のもの
と 一概に「サフェーサー」といっても 今は多種多様なのです
そこを上手に利用して作業します。
今回は面積が大きい箇所の作業だっただけに 当社の中で一番歪みが取れる「MEGA(メガサフェーサ)」という 
商品を使います。
このメガサフェーサー なかなかのすぐれもの
気になるのが修理後のボディへの影響ですが 当社では サフェーサーはすべてニ液性(硬化剤を入れて確実に硬化する塗料)を使用しているために 修理後の影響は無しに等しいのです!
(材料も常に進化していますね「ウチは昔からこの材料しか使わないから〜」なんて職人の「こだわり」の時代は終わりましたね 職人もこのサフェーサの様に時には柔軟性です柔軟性)
MEGAサフェーサー塗布後→乾燥→研磨→成型 後
通常使用の5:1(主剤5に対し硬化剤1のサフェーサーを「5:1のサフェ」と呼びます)
IMG_5639.jpgこちら 二度目のサフェーサー塗装をします
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サフェーサーの色の違いがわかりますね。
フェンダーの板金部のプレスラインもしっかりとしてきましたね。。
5:1サフェーサー塗布後→乾燥→研磨→成型 後
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場所は変わって塗装フロアへ
塗装前に最終のサフェーサー5:1を塗布している風景です
ボディ色に似た近似色のサフェーサーを塗装してます。
ここで「現代のサフェーサー事情」
クルマ好きな方でしたら「サエーサーの色は??」と聞くと ・グレーや・黄色 といった感じなのはご存知と思いますが
現代のサフェーサーはボディ色に近い形に調合が可能です この最後のサフェーサーでは ボディに近い色で塗ることで
色の染まりを良くする事ができ 塗装の膜圧を最低限で済ませられるすぐれもの!昔の板金塗装業界では考えられなかったことです 時代は進化してますね。
サフェーサーなのでマスキングは新聞紙 
この後 最終の面出し→マスキング→塗装と進みます。
作業もいろいろな手順を追っていきますが ブログに書くのもこれゃ 結構大変ですわ
良くお客様からも「良くやるね〜〜ブログ 大変でしょ!?」なんて言われますが
「楽しみに見てくれる お客さまが居る限り できる限り続けていきたい」と思います!
私達にしてみれば 当たり前な作業も お客様にしてみれば 新鮮な事が多いのが事実
今後もよろしくお願いします!