最近 「リサイクル部品」を使用した 修理のご依頼を多くいただいております。

 

TVCMでも リビルトパーツやリサイクル部品の推奨CM(私が見たのはカンニング竹山さんのだったかな)を放映しており 昔より 認知度も高まっている感じがします。

昔で言えば「解体屋さんから部品を買ってきて交換する」といった作業ですね。

でも 今は 乗らなくなった車を「捨てる」といったイメージではなく 「リサイクルする」傾向にあることから リサイクルパーツに対するお客様の不安感も少なくなってきているのかな??なんて思っております。

先日 そんな リサイクル部品の使用の修理で お客様にご迷惑をかけてしまいまして・・・ 

 「まだまだ 私の説明が至らずに ご迷惑かけてしまうことがある」 と実感したのであります。 

お客様は ・バンパー・フェンダー・ドア と三枚をキズにしてしまい

・バンパーは薄凹みキズ

・フェンダーは少し えぐれる様に変形

・ドアは フェンダーからの続キズで 凹みとパネルが切れてしまっていて 絶対交換

といった損傷。

お客様は

「安く修理したい」

ということでご来店

私の提案は

「ドアは交換しなくてはダメなので ドアは交換です バンパーとフェンダーはいかがいたします??」

とお聞きすると

お客様「えぐれている部分を平らにし目立たない様に 錆びない様になっていれば良いです」

ということで

わたし「では バンパーとフェンダーは 簡易的に叩いて 変形を戻せるだけ戻して 錆びとめ程度のスプレーでよいでしょうか?」

と ご提案

お客様「いつまで乗るかもわからないので それでOK」

と いうことで  リサイクル品のドアを探すことに・・・

 

翌日

リサイクル部品の 同色のドアが見つかり お客様にご連絡し 早速にお預かりさせて頂き

ドアは交換作業 フェンダーとバンパーはサービスの限り 叩きだしと簡易塗装

 

そして 納車の時

わたし「お待たせいたしました~ お車 この様に仕上がっております」

お客様「バンパーとフェンダーは こんな位にしか直りませんか・・・」

わたし「申し訳ありません 簡易的なものでして・・」

お客様「「パッ」っと見 キズ凹みがわからないところまで直るのかと思っていたので・・・」

わたし「申し訳ございません 」

ドアが新品同様になってしまったために 簡易修理した部分が更に目立つことに・・・

ということで その他部分につきましては リサイクル品にて 交換か板金 

いずれにしても 別途追加料金が発生してしまうことをお客様にご理解頂き バンパーとフェンダーのリサイクル部品を探すことになったわけですが・・・

 

修理内容の説明不足 お客様に 仕上がりイメージをきちんと説明できていなかったがために 起きてしまった ご迷惑でして・・・

できる限り トラブルの無い様に ご説明させて頂いていたのは わたしの勘違い  でした。

これからは 今以上に お客様の意見に耳を傾け お客様にお喜びいただける様 心掛けて 一台一台 対応させて頂く事を学んだ 先日の修理でした。

 

これからも 至らぬところも多々 あるとは 思いますが ご贔屓のほど よろしくお願いいたします

((こうした 話題は 本当であれば「隠しておきたい部分」ではあるのですが  このブログの主旨は「つつみ隠さず」 ですので 

本日の話題は この様な話題にさせて頂きました。))

 

 

本日も お付き合いいただきありがとうございました。