なんて 言いますよね

「今年の御社の目標は!?」そんなことを年始の挨拶で聞かれることもあったりしますが・・・ 私の仕事に対しての目標は「Let It Be」なのです。

って 書くと「何も計画性がないのか!?」と 言われそうですが それが我が社の良き部分なのです!! 

とにかく「今できることを 確実に 正直に 精一杯やる」  あとは 良いも悪いも お客様が決めることであって  と思うのです。

だって 私 今までに 何か国に認められる様な事を成しえたわけでもないし 有名人でもない 実力だって あるわけじゃない が 私を信じて来てくれるお客様に 100%いや120%で真っ向から当たっていきたいのです ただそれだけなのです。

 

クルマ  人それぞれに その「想い」はさまざま 足代わりの人もいれば 自分のクルマを愛し塗装面を舐めても汚くない って人も居る ほんとうに不思議な乗り物であり財産だ  

 

そんな 財産を預かり作業をする「人」として クルマだけではなく  五感を常に磨いていたいと思うのです。

たとえば 食に関していえば 安いもの~高いものまで さまざま・・・ どこのお店を選ぶかは自分次第

「安い店の不味いのなんて食べたくない」と言う人も居れば「高い店なんて 場所代だよ 安くて腹いっぱい食べられる店の方がいい」という人もいる 

これは 洋服やライフスタイルも同じ  クルマもそんな一つであろう。。

父親から 受け継いだ家業で 今は自分に任されて舵を取っているが 自分のやりたい仕事内容にするのは まだまだこれから。

正直 高い工賃で いつも手にする車のメーカーは同じで~ とくれば 本当に「やりやすい」仕事になる が そんなに世の中甘くない

毎日 考え 悩んで 一つ一つの作業の答えを見つけていく作業・・・

そんな  一つだけではない車種や業務 いろいろなお客様の心をつかむには やはり いろいろなものを・見て・感じ取る ことができないと いけないと 私は学んだ

 

その昔 若い頃 とある先人にいわれた

「専務さ とにかく「良い」とするものは なんでもいいから「聴いて」「見て」「感じ」なさい」と・・・

「絵でも いい たとえば「ピカソの絵」 あれを見て即座に「すばらしい絵だ!」と思うか!? でもね・・・ 我々の先人はね あういうものを「芸術」と呼んでいるのだよ それは食文化や音楽や仏像や建築物にしてもそう もちろん自然もそう 歴史あるなかの「素晴らしい」といわれるものには 今は分からなくても 何かしらのヒントがあるのだよ」  それがこの「世」に生きる「人間」の原点であり 先人に学びこれからを生きる人なのだよ だから「おいしい」と聞いたなら一度は口にしてみなさい それを知ってるのと知らないのでは まったく違う 旨いのかマズいのかは 自分の舌で判断すればいい でも その中から何かを学ぶのだよ 」と・・・

 

確かに いつも見るものが 同じであれば 他のヒントは見えてこないが 引き出しがたくさんあれば いろいろなアイデアや意見が浮かぶ。 これが「人生勉強」なんだろうな と・・・

 

私共の仕事は「クルマを元に戻す」仕事  そう言ってしまえばそれまでだが 引き出しが多い人が元に戻すのと そうでないのはいかがなものだろう?? と考えると 本当に まだまだ勉強が足りません

 

と 今日は 何でこんな 日記になったかというと   先日とある クルマ関係の人のブログを見たのでした

そしたら 

「私の仕事は 吉野屋の牛丼みたいな 仕事ではない 吉野屋が良いのならば そちらに行けばいい  私は高級なものを 適正なる価格で提供したい それがわかる人だけが私のお店にくればいい 高級牛丼店には 高級なる由縁があるのである!!」

と 素晴らしく 強いポリシーをもたれた 職人さんであった 正直 私もそんな仕事がしたい それが理想かもしれない が「世の中そんなもんじゃない」と 私は考える 

ということで 私は今年も「吉野屋の牛丼でもあり 荒井屋の牛丼」でありたい とおもうのである

だってさ 吉野屋だって美味しいし 荒井屋だって ほっぺたが落ちそうな位においしいし~~~

ということで 本年も 車の総合庁舎を目指して頑張ります!!まさにLet It Beなのです!

 

そんな 目標を立てた中 昨年の夏からお待ちいただいている 全塗装のお客様(大変お待たせして申し訳ございません)がこの週末にご来店予定。

というのも 昨年夏ごろ ご来店頂き 「とにかく順番で全塗装はお受けしてますので お待ちいただけるのであれば 私共で作業させて頂きたいです」と半年以上 待って頂いたのにもかかわらず お電話してみると

「ブログで見てわかっていたから大丈夫です」と・・・

そんな 非常に待たせてしまったお客様に私共が提供できることそれは 「愛を込めて 五感をフルに使い 今できる最高の仕事を提供すること」

お待たせしてしまっている分 とにかく 精一杯 作業させていただきます。。

この週末も 寒いですので どうぞ 気をつけてご来店ください。

 

ということで 本日も 長々とお付き合い頂きありがとうございました。