さて・・・ 少し期間が空いてしまいましたが・・・

前回までは 全塗装前の各部品外し 細かい凹やひずみの板金 塗装下処理 ボディ清掃 と・・・

着々と 作業が進められております  

ここまでの作業を進めるにあたり お客さまと途中打ち合わせがあったりして やりとりをしていくと この辺りにくると お客さまの「クルマに掛ける思い」というのが 把握できてきます

「いまさらかい??」と聞こえてきそうですが  実際 作業を進めていくうえで「部品を外したら~~が痛んでる」とか「~~の作業はどのように進めていきましょうか?」と お客さまのご希望を聞き入れているうちに  「どの位で仕上げていけばいいか」が見えてくるのです。 それゃ~安くて最高に綺麗なのが一番ですが・・・オーバークォリティになっては お客さまも喜びません からね。

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↑前回は ここまで紹介しましたかね。。 泥汚れを落として綺麗になった車体には 惚れ惚れしますわ ここまで付き合ってくると  

私 個人的に ロードスターの全塗装時に気合を入れるのが

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この「カウルパネルの中の塗装」です その答えは後ほど・・・

 

で もう 動かさない車体は ここから 更に 「部品外し」をします 

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ドアに付いている 付属品の外しです

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↑バラす!! ガラスを外すときには 手袋を外さないと・・・ ガラスを落としては大変ですからね。。

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↑右も左も ガラスのレールブッシュは 割れております・・

確か 左側に関しては この丸いブッシュが無くなっていました(どこに消えた!?)

この辺も部品を忘れずに・・・

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↑細かい部品を

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↑外す・・・

こんな 小さいドアなのに 内部には こんな部品が まだ付いておりました 取り外した部品は 細かく整理して 箱の中へ移動・・・

 

そして ここも 仕上がりに大きく左右される「幌部分の縁ゴム」の処理

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これは オプション作業ですが 今回は お客さまにその有無も聞かずに勝手に進めます というのも お客さまのご希望は「今回 やっておいた方がいいと思われる作業や部品は 任せるから」と ご指示いただいておりますので 

ここは 以前の修理痕がある部分でもありますので 今回綺麗に仕上げてあげたいと思いまして・・・

でも ここも注意 幌の新旧により 作業ができない場合がございますので 注意ですね。。

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↑「浮かす前」

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↑「浮かし途中」

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↑「浮かし後」 

ボディとゴム部にクリアランスができてますの・・・ わかりますか?? ここが 要なんですね なんて勝手に思っております。

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↑結構面倒な作業ですが・・ 仕上がりに大きく左右される部分 気合も入ります。(面倒っても 私共は慣れていますから 大丈夫ですが・・・ 最初は 腰が重かったですよ この 幌の縁ゴム作業って・・でも 今は「はいよ~」って感じで )

いつも「いかに簡単に作業ができて 綺麗に仕上げるには??」と考えてます 

って書くと「いつも手を抜くことばかり考えてないか??」 と 思われがちですが 

  決して「手抜き」の簡単に ではなく 短縮作業で 部品を痛めずに外せる方法を・・・ と 考えて作業します。

ここの「手抜き」は ゴリゴリとこじって部品を外したりせず  力を抜いて やわらかく外してあげる そして手間の掛からない方法の 手抜きなのです。。

そうすることにより お客さまの出費も少なく 綺麗に しかも こねくり回して作業をしないので クルマも痛まないのではないでしょうか?? そんな ことを考えて 「手抜き」を考えております  

 

仕事も人生も 上手く「手抜き」人生で 生きていける方法を・・・

 

 

 

 

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と いうことで 地道に コツコツと作業が進みます。。。