おはようございます。

成人式ですね。

新成人のお客様は「サービスしますよ!!」といっても・・・

新成人のお客様が居ない 今のクルマ事情・・・

 

さぁ 今日もいってみましょう。。

 

このお正月の時期のテレビでの特番で多い「青森県 大間のマグロ漁師」の番組

毎年やってますが マグロと触れる機会が多い最近 気になる番組の一つでもあります。

で 昨晩もやってましたね

途中までしか見ていませんが「100kg超 マグロを4年釣り上げていない マグロに嫌われた漁師」とか「最年少 頑張る漁師」など・・・ 話題に事欠かかない マグロ業界!?

これを見ていた 我が家の食卓

「実際マグロをあげていない漁師」を見ていると

マグロが仕掛にかかり「おっ!食った!」と糸が一気に引かれる 巻き上げ機で巻き始めるも 巻き上げ機械が不調で上手く上がらない・・・ 自分は高齢で 手のみでマグロを釣り上げるには一苦労・・・ と いろいろなトラブルが見舞ってくる。。。

これを見ていた我が家では

「肝心な時に機械が動かないなんて・・・メンテナンス不足じゃねぇ?」

とか どうしても現実を見てしまうが・・・

テレビ的に面白いのは こういう漁師さんなんだろうな!?と・・・

普通に「はい マグロ揚げた~ 100kg超え~」じゃ 面白くないですもんね

やはり ドラマがあることが面白いのかと!?

我が社も ドラマを持って 作業していきたいと思います。。

そんな 成人式の日

求人募集です

自動車が好きな人 お仕事として鈑金塗装をしてくれる人を募集です。

未経験であろうと経験者であろうと問題ございません

お気軽にご連絡ください、

 

では 始めます

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お客様D様よりお預かりのR32スカイラインGT-Rのトランク

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↑「トランクスポイラーの穴を埋めて欲しい」との依頼

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で「納期は今年中」ということで 年始早々に幸先良いスタート

って・・・

違うねん・・・

昨年の末に納品しなきゃいけなかったのです・・

お客様との打ち合わせで

D様「いつでもいいです」

わたし「はい でも いくらなんでも今年中には終わらせますよ」

と話したのが・・・2016年の夏前・・・

ヤバし・・・

D様から連絡が!!

「トランクいかがです??」

と・・・

わたし「あっ!!すみません」

D様「ついでにボンネットも塗ってほしいんですが」

と この場に及んで 昨年末の約束を守れない工場に 更に追加で作業を依頼してくるお客様の気がしれない・・・

いや 違う  お客様はわかっていてくれているのである。

それをこれからお見せしましょう。。

この「穴埋め作業」って どこの工場も作業しているのだが その詳細は紹介されていない・・・

ここでは そんな穴埋めをお見せしよう

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元々 穴埋めをしてあったみたいなトランク

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↑まず 塗られている錆止めを削ってみる

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こんなのでね。。

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↑穴の廻りだけ色が剥がれた!?

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↑裏面見ると アルミのプレートが貼り付けてある。。

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↑表面からですね・・・

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↑ポカンと叩いてみましょう

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↑裏蓋がぐらぐらと きたので ドライバでこじるり・・・

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↑取れた・・・ これは 接着剤で穴埋めしたのですね。。

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↑まあまあ こんな穴埋めもあるであろう・・・

が これをお金を出して作業してもらったとなれば・・・ その判断は 難しいのぉ・・・

いわば ラーメン屋さんに入って

・インスタントラーメンが出てくるお店

・麺から手打ちの手作りラーメン

で 同価格となれば・・・

って 位の違いかな??

選ぶのはお客様だし お店の雰囲気でインスタントでも良いお店であればそれでもいいだろうし 店主の態度が悪くても旨いラーメンが食べれるとなれば そっちに行くお客様もいるであろう・・・

 

今回は当店での穴埋めをお知らせしますね。。

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↑穴の廻りをキレイに清掃し・・・

例の鉄の蓋を

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↑セットしてみる

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↑ふむふむ・・・いいんじゃねぇ??

でも このトランク 穴の廻りの歪が元々ひどいのぉ・・・

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↑それをねMIG溶接で

と この位遠くからのアングルだといい感じなんだがね・・・

それじゃ~ね~

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↑はい 拡大でね あえて 見せたくない部分お見せしますよ2017年も

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↑鉄板が薄いですからね 思い切り溶接すると・穴は開くわ・鉄板が歪むわ と大変なことになるので 点付けで 熱を持たせずに慎重に溶接します。

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↑その後 ベルトサンダーと呼ばれる研磨機で 溶接部の余分な部分を削る

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↑削り途中

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見せたくないけど見せるよ・・・

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ほら 穴は消えたでしょ?? 埋めたのよ きちんと。。

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↑ほい

この溶接 って 鉄板が薄いだけあって 私思うに 結構難しいみたい

だから「ササッ!」っと穴を埋めて終わり みたいな感じになるみたい

だが

我が社は そこにこだわってみた。。

「きちんと穴を埋めよう」

と・・・

実際に 穴埋め作業の詳細をUPしている ブログやWebがあるかと思ったら 意外と少ない・・・ 正直 ウチのブログ位なものか!? 逆にきちんと作業している人からしたら 「そんなの当たり前だろ」って言われますよね。。 ですが 今まで そんな「丁寧に作業してある穴埋め」を見たことがないのですわたし。。まぁ 冒頭にお伝えした「マグロ漁師」と同じで 仕事の依頼が来た時には すぐに対応できる様 日々研究し勉強し努力し その時の一瞬に準備する これが「プロ」ってものでしょう

でも バタバタ劇場として「見せる」技術もプロの技の一つ

うむ・・・学ぶことはたくさんあるな。。。

 

穴埋めの その違いなどに触れるのは また じっくり伝えますね。。

本日は ここまで!!

 

で 明日は 普通見られない 「溶接の裏側」 をお見せします!!(これも普通は「隠す(見せたくない)」ところです)

お楽しみに!!