今日は 七夕  星に願いをしましょうね 夢がありますね~ お願いしたいことは沢山

まぁ その究極が「遊んで暮らせますように」 と私は願います。

この「遊んで暮らせますように」って 書くと「アホか!?」とか「適当に答えやがって」と言われがちですが

この「遊んで暮らす」という中には「仕事」がもちろん含まれます

・「遊び」は遊びですね 潮風や森林の中やで四季を感じ目が覚め 自由きままに送れる日がある

・「暮らす」は生活をする 生きて行くなかでもちろん仕事は大切 ストレスを感じなく仕事ができる ということで 全く仕事をしないのではない

って 書いてみると 「物事の捉え方」により 今日からでもそんな生活できるんですね。

「このWebをみて ご近所や遠方 他方面よりご来店頂けるお客様に支えられ 今週も生活できているな」

って 結構 自分幸せななのかな・・・ なんて・・・思ってみたりして・・・。。。

七夕に願いを なんて書いていたら思い出した。昨日 お取引さんの 支店長さんが来店された時

支店長さん「社長は これからの仕事をどうしていきたい 未来はどの様にされたいのですか?どんな野望を描いているんですか」

と聞かれ

「遊んで暮らしたいです」

なんて 到底言えず・・・「え~設備投資をしてですね・・・」と 当たり前の様なことを・・・

でも それは ホントです

大きな作業スペースよりも 最低限度のスペースに 塗装ブース フレーム修正機 タイヤチェンジャー 等々 設備にお金を掛けて エアコン完備の工場内で 一台のクルマを究極に仕上げる だけど 普通の修理から 全塗装までをこなす 普通の鈑金塗装屋さんだが やることは ビシッ!っと決める 様な スペシャリストになりたいです。 入庫台数を稼ぐより お客様にとって「「想い出」に残る様な修理をする工場」を目指していきたいです(例えば 事故で入庫したが 結果 ボディ全体がキレイになり戻ってきて 怪我の功名みたいな)

 

で 結局  今日を楽しむ為に 本日も頑張ります!!

(七夕と聞くと どうしても思い出すのは「集会」を思い出してしまう 子供の日集会や 七夕集会 など 当時は「バリバリうるさかったですよね」 だから 七夕や子供の日というイベントの日を聞くと「「ギャラン前(注1」には数百台の族車が集まるから行かない方がいい」と その昔 地元ではよく言ったものです) 注1(ギャラン前とは 横浜三ッ沢のガード下にある ミツビシの販売店 ギャラン店だったんでしょうね当時 そこに そんなイベントの時には 集合して暴走をするという 「ギャラン前」はランドマーク的な所だったのですね)って そんなイベント時「良い子は近くは行ってはいけません」と 昔は言われていたのです )

 

さて 本日は

Facebookでは ちょっと紹介ました

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トヨタ ヴィッツ(Vitz)の ドアのロックが開いたり閉まったりしない 件・・・

お客様Mさま「時々 ドアロックが効いてなかったり ドアロックが解除されずにドアが開かなかったり・・・」

との事で 「車検のついでに 点検してよ」

と いうことで。。。

 

開始します

お客様曰く「運転席以外のドア キーのリモコンでロックを解除しても 開かなかったり 閉まらなかったりすることがある」と・・・

いわゆる「鍵の施錠ができない」ってことですね ドアの開閉以前の問題で ロックがかられない ロックが解かれない ってことですね。

 

では 点検から始めます

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まず ドアの内部を分解していきます ドアの内部に施錠のシステムが入っているからです。

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電動ドライバーで グイーンっと 外しますネジを。。。

 

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でお次は

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↑ここにもネジが止まってますから

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↑マイナスドライバーを用いて まずは 蓋を外します

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ただのプラスチックの蓋です

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↑で やはりネジで止まってますので ネジを外します

こちら リヤドアの内張りなので 止まっているネジは比較的 少ない。ネジを外して 他に止まっていないことを確認したら いよいよ内張りを外します。

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下から手を入れて クリップを「ばちっ」っと外すのですが これが ちょっと力が要りますかね??

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バチバチっと引っ張ると外れます。

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窓の開閉につかうスイッチに配線はつながっております。

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↑内張りの裏側

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↑ネジ二本と こういうクリップではめ込まれているだけの内張りです

で 見えてきたのは ドアパネルの裏側 メカニカルちっくですね。

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↑配線を抜き・・・(この配線が ドアの開閉ロックに流れる電気配線

この 配線に電気が流れてきていれば 電気系統は正常と判断できるので それを 点検します

 

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テスト用の電球です。

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↑ドアロック配線に繋ぎ

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キーのリモコンボタンを押す

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↑電気が一瞬に流れます

と いうことは ドアを開けようとしてボタンを押す→電球が点灯する→電気が流れている と判断できるので 車体側に問題はなさそうだ と判断。

 

では ドア内部の分解に入ります

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↑まずは この 密閉のビニールを剥がしますが・・・  時折 このビニールを「切れてしまったからキレイに外して捨てた」というお客様が居ますが ダメです!! このビニールは キズにしないでください このビニールは 室内に雨や水の浸入を防ぐ大事な仕事をしているのです。

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↑無理に引っ張ると画像の様に ガムの様な糊が ベロ~ンと伸びてしまい汚らしくなるので

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カッターナイフを用いて慎重に・・・

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↑黒い糊をカットしてください  画像の様に剥がせば この糊は再使用可能なので

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↑配線止めてるクリップも邪魔だから

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↑壊さない様に裏から手を入れてですね・・・ 外します

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↑この位 作業性が良い位にビニールを剥がしてから

ロックの外しに掛かります

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トルクス というタイプのネジ穴ですね。。

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↑外す

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↑知恵の輪の様に・・・

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引っ張り・・・

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角度を変え・・・

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生まれました↑外れました

この部品の内部でドアの施錠作業を行っていて それが不具合になると このロック部分をアッセンブリで交換しないといけません

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で新品の部品を 逆の手順で組み込んでいきます。

そうする事を このクルマは 4枚のドアがありますので 4回・・・

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今は正常に動いているドアもあったのですが 「時折動かない時がある」とお客様も言っておりましたので 時間の問題で動かなくなる事間違いないので すべてを交換することを勧めましてですね・・・

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4枚ドア全部交換となりました。部品一個 約1万円 4個で4万円也 それに交換工賃・・・痛い出費です  だから 工賃は 車検と同時作業だったので 一か所¥2.500-で(通常¥5.000-位(一か所)作業させて頂きました。

 

無事に動く様になり お客様へ納車 喜んで頂いたのは いうまでもありません。

と いうことで トヨタビッツのドアロックしない 修理のお知らせでした ありがとうございました。

めでたし めでたし・・・

 

「はい??」

♪♪聞こえてく~~る♪♪

 

 

 

 

「じゃないでしょ?? 」

って ♪♪流れく~~る♪♪

 

 

 

 

はいはい・・・わかってますよ

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↑これでしょ・・・

「では この部品を4個ありますから 4名様にプレゼント!!」クルマ好き変態には 実験でバラすのにはもってこいの教材!! 「おじさんの学研・クルマの科学 夏の特大号!!」の付録です!!

 

「違う・・・」 って・・・

 

はい・・・

はい・・・

 

わかりましたよ・・

 

私でしょ

 

私が やるんでしょ!?

 

 

と いうことで 近日中に

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「ドアロックの内部の構造はどうなっているの!?」

その全貌を お見せいたします!!

 

ちょっと待っててくださいね 週末納車に 一年点検 車検点検 塗装 納品 納車・・・と やらなきゃいけないことやってからね。。

(って でも こういう実験的なの嫌いじゃないんだよね わたしも)

お楽しみに!!