今回の全塗装のタイトルが決まらず・・・いつも 何かしらの特徴を「題名」にしておくと その後年数が経過した時に記事を確認したときに「あの時のあのクルマね」と わかりやすいので「果ての果てまで~」とか 今まで題名をつけてみたりしてましたが・・・ 現時点で「もう少しかっこいい 題名にしたいなぁ~」なんて思いながら・・・ 今回 私が予想する このクルマの完成予想図は

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「鮮やかな色で 目立つことは確かなのだが なぜだか 大人仕様」な仕上がりになると思うのですね。通常 デジカメのあの色で このクルマを塗装すると「目立つ」仕上がりとなりますが それに加え お客さまの要望がいくつかあり その要望に少しのスパイスを効かせる事により「大人な仕様」な感じになってくれるのではないかと・・・ それよりもなによりも お客さまの希望が個性となって出るので 今回も作業を進めていくのが楽しみで楽しみで(って 自分の車でないのにすみません) 

そして 今日もスパイスを効かせた話題を。。

 

 

では いってみましょう!

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↑まずは 各部 細かい部品を更に外し いつもの行事「口封じ」を 外気導入口をふさぐのです。 これで ファンブロアモーターの保護とゴミの進入を防ぐのです ここの部分はホコリやチリだらけ・・で すごいからです。。

 

 

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さぁ 今回取り付けるエアロの登場 

まずは フェンダーアーチスポイラー このアーチにあわせ リヤフェンダーをたたき出しするのです  全塗装ついでなので 心置きなく叩き出せます! 歪みも塗装割れも怖くない!! 

「さぁ フェンダーを叩きだしますよ」

と いきたいところですが その前に 準備です。

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↑まずは 仮あわせ・・・  全体的バランスで見ないといけませんからね。。

 

ふむふむ・・ バンパーも社外ながら なかなか良いできであります。。

では 叩きだしましょう

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↑こういう風に 叩きだしますが・・・

フロントバンパーを外した車体や社外品のエアロバンパーを取り付けている車両の多くは フロントバンパーとフロントフェンダーの接合部~フロントフェンダーのアーチ先端部のフロントフェンダー部は 何も固定されず「ブラブラ」な状態になるのです。 普通に乗るだけならばよろしいのですが 今回の様に「フェンダーアーチの耳折り」 俗に「フェンダー耳折り」と言われる 作業を実施する車体は そこのブラブラ部を固定してあげないと 上手にフェンダーの爪が折れません。

よって 上記の様な作業をする前に

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フェンダー先端部のアーチ部を固定する ブラケットを製作してあげます。 (まぁ適当な長さの棒で固定しておけばそれでいいのですが 今回 完成後 このブラケットを使用し バンパーコーナーを止めてあげよう ということもあり 商品になる様に 作りたいと思います。

画像の丸い棒のブラケットは純正で付いているブラケットですが これ 本来 純正バンパーのコーナー部に付いている ブラケットを固定するものであり・・・ そのバンパーに固定されたブラケットを返してフェンダーも固定されるという固定方法。そんな バンパー側につくブラケットは今のバンパーでは取り付けることができません(つけても意味がなく) いわゆる 長さが足らないのです。

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では 画像でどうぞ 延長ブラケットを製作します。

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こんな感じで ブラケットの足を伸ばしてあげました。

 

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はい 完成。。。

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↑そして 本格的に「耳折作業」にはいります

 

こうして 耳折マシンを使用して

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↑この エッジの折り部分をペッタンコにするわけで・・・

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↑こういう風に 専用機をつけて グリグリと・・・

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↑機械本体はアクスルに固定されておりますので 右に左に(前後にといったほうがわかりやすいか?)と・・・動くのです 

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そうすると すこしずつ・・・ 曲がってきます

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↑で こんな感じに耳が折れましたが・・お分かりになられますかね・・

 

実際にオーバーフェンダーを取り付けてみるとこんな感じ

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こんな感じで 前後左右 仕上げていきます。。

 

実際にオーバーフェンダーをつけてみてのクリアランス確認 できる限りぴったりまで張り出してあげたい

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うん 良い感じだ・・

 

と これを 前後左右 4箇所 作業するのです

今回リヤは ハンマリングでのたたき出しもして フェンダー作業は終了しました。。

 

こうして 作業は続いていくのです。