「あんな仕事したらお客様の来客が増える」

とか

「なぜ?OOは~~でないのか?~~だったら絶対便利なのに」

なんて思う事もしばしば・・・

だが そんな仕事の渦中にいる本人は そんな「なぜ?」「どうして?」は 「あたりまえなこと」なので 見落としがち・・・

私もこうして毎日更新しているブログは お客様からのご意見を頂き「明日はこんな話題にしてみよう」や「そういえば不思議だな」と思うことを書くこと毎日  そんな 私の中での「クルマの不思議」な話題は お客様も「不思議」であったこと が分かってからは 難しいことから くだらないことまで 話題としてきました。。

一般のお客様から見て 難しい仕事であればあるほど ブログ等の話題は多い 

例えば 私の好きな「インドカレー」

そんな お店でブログを書くならば スパイスの話題 でも一ヶ月は書き続けられるであろう?・辛味のスパイス・香りのスパイス・食材の臭い消しのスパイス等々・・・「~のカレーを注文するときに~のスパイスを多めに入れて」とか アドバイスできれば それもまた楽しいことでしょう・・・

と 違う視点からみていると 自分の書くブログの話題も新しいものが見つかった感じがする・・・

 

 

 

ということで 今朝は

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↑クルマのリヤバンパーですが いわゆる「素地色」という プラスチック樹脂そのものの質感の塗装されていないバンパーです。プラスチックそのものの質感 う~~ん なんと説明してよいのか・・・

人間でいえば「お化粧していない肌」かな?  例えば「赤ちゃんの様なツルツルすべすべな肌感を 40歳代の人の肌で何とか近ずけられないか??」と言っている様なもの  「美しい肌」を目指し 各化粧メーカーは研究研究の日々 常に「美」を求めて 研究される日々なのですね・・・ 

クルマのバンパーや部品はそこまで 追求はしていない(ダメならば バンパーや その部品自体を「交換」してしまえば良いから) 

ですが そんな バンパーやパーツ

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↑お客様から「何とかならないかな??」という声に 「やってみよう」と 始まった艶消し修行・・・

 

今や

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↑ハーレの純正塗装の艶消し の塗装依頼

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どこの塗装屋さんに依頼をしても 断られ続けてきた オートバイの艶消しのシートカウル

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↑お客様は いろいろな塗装店に相談したが 「この質感と同じには仕上げられない」と 「断られ続けてきた」そうだ・・・・

ここでツヤ消し塗装のポイント(業界用語たっぷり)

・ガン距離とエアー圧とガン運びで質感が大きく変わる

・カラーベースはきちんと調色をし クリヤコートにフラットベースを入れてツヤ感を消すべし!

・塗り方だけでツヤを消そうとしないこと 上記の様に塗料・塗り方の両方で調整すべし

・仕上げ状態はツヤを少し落とした感じでフィニッシュすること(塗装後微妙なツヤ出しは容易だが ツヤを落とすほうが難しい)

以上を注意すれば上手く塗れるかな??

なんて思います。

 

 

早い話「やるか?」「やらないか?」だと思うが 艶消し塗装のパーツごときに そこまで「賭ける」職人が居ないのであろう。。

そんな 「人のやらないこと」を 当社は好みます 

ですが そんな作業の数々は 「お客様のご理解があってこそ」成し得た技でもあるのです。

 

と いうことで 本日もチャレンジの日で 進んで行きたいと思います。。

 

そうだ!! 

突然ですみません

結晶塗装の赤色 現在受け付けます。

いわゆるチジレ塗装です。

現在赤色のストックがございますので 期間限定で お受けさせて頂きます ご興味ある人は是非!!

これも 頑張って日々作業してます。。