おはようございます。

「同じルーティーン」とは 遊びの事で・・・

横浜マラソンまであと少し ということで 最近は 少しでも長い距離を と 走っておりますが  私は 同じ所を走るのが苦手

有名な所では「皇居」が有名ですね 一周すると5km グルグル回れば6周で30km走の練習にもなる いいなぁ~

私の家の近くには ニッサンスタジアムや鶴見川河川敷があるが・・・ さすがに22時過ぎから走るのに このコースは危険だ・・・ それよりも真っ暗で怖い。。。

そんな事から 夜は街中を走る事が多いわたし  

あの街から この街を抜けて~~~駅を通過して~ と その日きのままにコースを決めて アップダウンの多いコースをみつけたりして走っておりますが・・・

 

先日 少し早い時間から走る事ができて ニッサンスタジアムの周回コースを走ったのですが 「同じ所をグルグルする事は 退屈だな」と 走り始めは思っていたのですが 久しぶりに 同じところをグルグルする周回コースを走ってみると「コースを考えなくて良いから楽ちんだな」と 走ってみて思った。

車道から歩道 歩道から歩行者 クルマを避けて 自転車とぶつからない様に・・・ と 一般道を走る方が より神経を使う為に 疲れるのね・・・しかも夜だと足場も見えにくいし

先日の「SUBARU式トレーニング」の際には このニッサンスタジアムの周回コースだが それはそれで1秒の狂いもなく 同じラップタイムを刻むのも至難の業で余計に疲れる・・

と いうことは 走るコースによっても いろいろと 頭を使ったり カラダを使ったりで・・・

仕事もそうなのかな?なんて ふと思った・・・

何時 どんなクルマが来るかもわからない・・・ そしてトラブルは「定番の」とはいかない・・・  それを「社長に任せるから」と・・・ 任せられる信用を頂いているのは大変にありがたい が・・・ それに掛かる重圧ときたら もう癖になっちゃう位に 面白いんだから。。。 山もあり谷もある 仕事  せっかく何も考えないで走れる周回コースでも1秒も狂わずにスバルラップを刻もうなんて馬鹿な事を考える私は 同じルーティーンでは仕事ができない模様・・・ 

 

では 本日も「555」のルーティーンでいってみたいと思います。。

先日 ご紹介した ヤバいクルマ!?・・・

まずは 一本の電話から

お客様oさま「スバルのインプレッサなのですが 車検に出した所 マフラーに穴が開いていて その部品が生産中止で 修理をして欲しい」

とのこと・・・

詳しく聞けば

oさま「どこに聞いても「マフラーの古いのは溶接できない」と断られた」

と・・・ 

そりゃそうだ・・・

我が社でも 溶接なら断るが それを察知してか!?

oさま「ブログに書いてあったファイバーでの修理を」

と・・・

わたし「構いませんが 現在研究中の案件で 確実な修理方法とはいえませんけど お話しからすると大丈夫だと思います」

oさま「では 一度お伺いするかもしれませんので その時にはよろしくお願いします」

わたし「わかりました  でも 言えるのは 確実性のない修理ですからね」

oさま「わかっております」

ということで 電話を切った訳で・・・ これだけ「確実性がない」と言われたら!? 持ち込みは考えてしまいますね・・・

 

ところが 先週の土曜日 

ボロボロボロボロ~~~~ と 不等長スバルサウンドを響かせ 一台のイカツいインプレッサが来店

「先日ご連絡したマフラーの~~」と oさまがご来店

わたし「うわ・・・来た!! マジか!」(ありがとうございます)

わたし「ありがとうございます ですが・・・ 今バタバタで・・・ちょっとお待ち頂いてもよろしいですか」

と 丁度そんなタイミングは重なるものでして・・・

わたし「では少しお待ちくださいね・・・」

ということで 

そんな間に 先日書きました このクルマがスゴイ車だ と言うことに気が付かされる・・・

とりあえず 現状のマフラーの錆を確認することに

わたし「現状のマフラーの穴開き部分は お客様はご確認いただいてます??」

Oさま「いや・・ 言われただけで・・現物は見ておりません」

ということで「ココ」といわれる部分を確認

画像をお客様に確認頂き  

わたし「では 出来る限り やってみましょうか??」

Oさま「お願いします」

わたし「でも確実ではありませんが よろしいですか?」

Oさま「はい 全然かまいません」

わたし「ですが 溶接して穴が大きくなってしまって 大きな痛手を負う様な事にはなりませんので そこはご安心ください」

Oさま「わかりました」

わたし「ですが・・・ このクルマの価値を私 知ってしまったから 本当は預かりたくない こんなすごいクルマ・・・」

Oさま「いやいや そんな事言わないでください」

わたし「冗談ですが・・・ 知らない事は知らないまま・・の方が良い事も(笑」

ということで お預かりとなりました。

私にとっては お客様からお預かりするすべてのクルマは 大切な一台であり「価格が高いから」とか「限定で希少だから」とかは あまり関係ない 逆に それに 詳しければ それが 気になって気になって仕方ない そうなると 「こんな大事なクルマ 修理なんてもっての外だ」と言って断る仕事も多くなるだろう・・・  逆にワタシはその辺の事情を知らない方がニュートラルに仕事ができるから 

で お預かり後も 置いておくと 来店したお客様が次々に・・・「これ22B ホンモノか!?」と ハードルを上げていく・・・

ひどいお客様なんて「社長 注意してねこのクルマすごいんだから」だって・・・

「お客様のクルマだってすごいでしょ」と・・わたし・・・

そんな 優しいお客様に囲まれて・・・

もうね このクルマ動かすたびに 皆に脅かされたからビクビクですよ・・・

 

さて 開始します

ある程度年式が経過しているクルマ達の修理は

「最悪を覚悟して最善を尽くす」 

これに尽くすのではないか と思う。。。

そりゃ 今回の様なマフラー修理でも 部品が無ければ ワンオフで作ってもらえば完璧だ

だが お幾ら掛かります?? 5万円やそこらではできないのでは??

よく「あそこのSHOPでマフラー作ってくれるよ」なんて そんなお店に行ってみると 無理だった とか・・・ あるあるですしね。。

そこまでやれば いくらでもいけるが・・ 幾らあったら良いの??って事になりますよね。。

それに「オリジナル」にこだわる人は そんな「ワンオフ」には興味はない。。

現状確認と 方法を考える

ここね。。

確認の為にホジホジしてみると

穴が巨大化・・・

6mmのボルトが

サクッと入ってしまう程に穴は あっと言う間に大きくなってしまった 

それだけに中から錆びてきている・・・

よって 溶接なんてしたら とんでもない事になるのは この時点でわかること。。。

さて・・・ 「最悪を想定(覚悟)して最善を尽くす」いってみましょう