と いうことで 

昨日8/13 

「午後の程よい時間には自宅に帰ってきて仕事でもしよう」と

家を出たのは 朝の6時

向かうは これまた 高尾山方面

今日は 「高尾より先から高尾をめざして登り・帰りは温泉でも入って ゆっくりしてこよう」

と 出発。

今日の出発はJR中央線の「藤野」駅

電車移動なので 出発地と到着地が離れていても全く問題ないですしね・・(クルマだと クルマまで戻らないといけませんもんね)

 

↑駅裏には 中央高速のトンネル これをくぐります

この時点で下りは 大渋滞・・・ クルマで来たら まだ着けていませんねきっと。。 この いつもならば 高速で通過している場所を 自らの足で歩く って なんか新鮮なんですよね。。 今まで自分の人生になかったことだけに。。

で そこからすぐに 登山道に入るも 登山地図では道はあるものの 険しすぎる道に「遭難したらどうしよう」と 弱気に・・・

で 普通の道に戻りました。。 ここで 数十分の時間ロス・・・

藤野駅から 歩くこと 20分位!?

今日の一つ目の山「陣馬山 一ノ尾尾根」入り口

8時頃には 藤野駅に着いていたのだから・・ 無駄な時間 登山道に費やしてしまった・・・

気を取り直して さぁ登ります。。

スタート時の標高は 約230m 目指す陣馬山は857m

とにかく 登ります。。

なんて カッコいい風に書いてますが

登るやいなや・・ 息は上がってしまうわ 汗はダクダク・・・ さっきの遭難まがいで神経的に疲れたのか?足にも早々に来てるわ・・・

で・・・

「なんで 自分 こんなことしてるんだろう」と・・・ 早々に挫けるのでありました。 練習不足のカラダには 本当に 辛いです・・ 普段いかに「ぬるい」生活をしているのかが 山を登っているときに感じます。

エアコンの効いた部屋で 冷たい飲み物ばかりガブガブと・・ でも 今は

手持ち制限のある水なので考えて飲む 頭の中は

 「家に帰って早く 水筒に氷を沢山いれて ガブガブ早く飲みたい」と・・・ 

早々にもかかわらず 何のために 登っているのだか わからない登山になってます

ここで 携帯が鳴る・・・

いつものお客様からだ どうしたんだろう と

「はい はとりです」

S様「おはようございます~ 今お電話よろしいですか??」

わたし「はい~(電話は大丈夫だが 自分のカラダはダメ)」

Sさま「実は 送迎車のタイヤがパンクしてしまい・・・」

ここで 普通であれば 「JAFなりガソリンスタンドで処理してください」

とお願いするのですが こちらのお客様

会社は全て 女性スタッフでして クルマの事はいつも私の所に 相談してきてくれる お客様

しかも送迎で使うので 頻繁に メンテをさせていただいておりますが まさか パンクとは!!

わたし「わかりました わたし 今出先ですので 午後~夕方には戻れると思いますので それからでも よろしいでしょうか??」

Sさま「はい わかりました では お願いします」

ということで 帰宅後 仕事が決定!!

わたしの頭の中は 「早く登って 帰らなきゃ」

という モードに突入・・・

  

↑で 陣馬山 山頂~~  雲が多いのが少し残念・・・

で 次に急ぎます。

が・・・ この時点で カラダは結構キツくなってきてまして・・・

ここから 高尾山をめざします

 

で 幾つかの山を経由して

この 時点で 沢山の「トレイルランナー」達とすれ違いました  自分とは違い 軽やかな足取りで山道を走っていく登山者とは違うランナー達・・ 自分は登るのでさえがやっと・・・

「相当 練習をしているのだろうな この人達」 と思いながら 仕事と照らし合わせる

どんなに小さなことでも 継続する ということは 何かのつながりになる  山を走ることなんて まさに その通りであろう「山に入って走るからこそ それだけ険しい山でもカラダが順応して走れるわけで これが平地だけのトレーニングだったら 絶対に山なんて走れないのでは??」心拍なんて半端ではない位にあがりますからね

これ 仕事にもあてはまるのだろうな・・・ なんて 思いながら・・・ 早く下山しなきゃ と。。

天狗の待つ 高尾山に無事到着

なんて 簡単に書いてますが ここまでの道のりは 練習不足のカラダにはほんとうにこたえました ヘトヘトですわ。。

でもって 高尾山を歩いて降りる足なんてありませんので

リフトに乗って降ります・・・これまた 意外と気持ちが良い。。

 

で 急いで 帰り・・・

はい! 仕事です。。

↑完全に空気は抜けていませんが 原因を探ります

 

はい 刺さってました ネジの様なのが・・ まだ 刺さって間もない様子です

まだ ネジの頭の部分が確認できるということは最近刺さったのでしょう 

時間が経過していれば 頭の部分は削られて 無くなっているケースが多いので。。

 

↑グリグリと抜く・・・

↑はい まだキレイなネジでした

↑こんなのが 刺されば それゃ~パンクですね。

最近 夏の暑さで タイヤから トラブルが起きているという話も聞きます が・・・本当に関係しているのでしょうか??

暑さもあるのですが それは「雨」も関係しているのです

晴れている時には 釘やネジは刺さろうとしても ゴムのグリップ力でそれを阻止するんですって・・

雨の時には 雨の水分が釘やネジの潤滑剤となりゴムのグリップ力を下げるために その釘やネジが刺さりやすくなるらしいのです

それで パンク

それを知らずして わずかな空気圧で 高速道路などを走ることによりタイヤがバースト  ということになるらしいのです。

確かに 夕立やゲリラ豪雨 も多いですもんねここのところ。。

と・・・知った様な こと書いてますが 今朝のNHKで やってました。。

 

と いうことで パンク修理も無事に終わり 他も点検 異常ナシ!

で 納車と思うでしょ!?

こちらのお客様は もう一つ儀式があるのです

「試乗テスト」

先にも書きましたが こちらのクルマを所有するお客様の会社は 全て女性スタッフ で このクルマは 近所の送迎に毎日頻繁に短距離の移動でしか乗りません。 ということは いつものルート いつもの時間 いつものドライバー ということで 同じ一定の走行条件でしか動いてないのです。 ここで鋭い人は分かりましたかねぇ~??そうです 「刺激」を入れてあげるのです。

人に例えれば「いつも家の中に居る人」みたいなものなのです 時に外を散歩したり いつもより大きくカラダを動かすことにより カラダの稼動域を広くしないと 動けなくなってしまいますよね。。

それと同じなんです クルマも。。

いつもと同じアクセルの踏み込み量だとそれ以上の開きもなくアクセルが重くなったり アクセルに段つきが出る それと同時に 流れるガソリンの経路も一定となるとそれも良くない  オートマミッションに関しても いつもと同じギヤーでの運動 それ以上が無ければギヤの変速も悪くなる・・

それですので 試乗がてら 第三京浜へGO!!

制限速度までアクセル全開! 走行しながらオートマ機能の点検や確認 同時にハンドルのブレやサスペンションの確認 変な振動はないか?エンジンは吹け上がるか?等々を確認しながら 港北~三ツ沢間を往復 いつもと違う刺激をクルマに取り入れてあげるのです 

これを終えて帰ってくると 車は いままでより いたる所がスムーズになっているのが分かる位に変化するのです。いわばクルマの「デトックス効果」とでも言えるでしょう 整体師にカラダを調整してもらい 関節の自由度が大きくなる様なもんでしょうか?

ですから 当社に入庫された女性ドライバーのクルマは お客様のご希望があれば 「試乗テスト」を実施させていただくのです。ですから いつもの お客様は「いつもの頼むわ」みたいな メンテナンスパックになっているのですね。でも 実施後 それだけに違いが分かる様で「ギヤーの切り替えがスムーズになった」とか「ギクシャク感がなくなった」とお喜びいただいております。 

と 書くと「クルマが壊れたらどうするんだ!!」と聞こえてきそうですが・・・「それでクルマが壊れる様なら そのクルマは故障寸前車」だったってことなのです。。 もちろん常識範囲内で 走りますからね ご安心を。。

 

この試乗を終え パンク部分の修理後の確認し 問題ないので 無事に納車となりました。。

 

ということで 8/13は ハードな一日となりましたが お客様の「困った」にお答えできて 何よりです。

お客様のクルマもわたしもデトックス効果で 明日も元気に行きましょう!!

 

皆様も 事故の無い お盆休みにしてくださいね。。