今回 フロントバンパー修理でお預かりさせていただきました BMWのALPINA  作業の際に フロントのナンバープレートが作業の妨げになってしまうので ナンバープレートを外し 作業 。

作業が終了し 組み付けなのですが ここで注意しなくてはいけません。

最近のBMW 前のナンバープレートは 画像の通り バンパーの上にまず「ベースプレート」なる黒い台座をセットし その上にナンバープレートをネジで固定するのです。

「まぁ 普通にネジ止めすればいい」だけのことですが・・・

 

この ネジ固定方法が 最近の「樹脂にナットを溶かし込んで固定している」方法であり ネジを無理やり締めこむと ナットが空回りしてしまうのです。 そうなると 最悪の場合「ネジが外れなくなる」のです。 だから「ナンバープレートのネジの締めすぎ」には十二分に気をつけないといけないのです。

①「ネジの締め付けすぎにより 硬くなって緩まなくなる」ケースや ②「ネジが腐食して 硬くなって緩まなくなる」ケース があったり

↑①は「締め付けに注意すること」 ②は「腐食を少しでも遅らせる方法」にて 回避できることですので

今回 組み付けの際に シリコングリスをネジに少々付けて 組み付けます

が・・・ ここで 注意 

グリスの付け過ぎはいけません 溶けて樹脂を壊してしまう恐れがあるからです。

要するに「程ほどに」ってことですね。

 

程よい締め付けトルクにて 納車となりました。

実は ナンバープレートを外す際 今まで 付いていた締め付けトルクは 非常に弱く これを知らない人だったら「ネジ締ってないじゃん」ってことになることでしょう。 正規認定車なので ナンバープレートはBMWディーラーさんで取り付けられたはず・・・  ですから この 程ほどの締め付けトルクに私は「こんな感じのトルクでいいのね」と再確認した BMWの締め付けトルクなのでありました。

どの位の締め付けか!?って  それは「ドライバーを使えばかんたんに回る位」「手でネジを回そうとすれば力ずくで なんとか回るかもしれない」位のトルクでした。

 

この話題は また後日 お伝えさせていただきますね。

 

本日も ありがとうございました。